壱岐にできた日本初の木造4階建てビル「睦モクヨンビル」でカフェタイム★
#ナガサキタビブ準レギュラー カメさんと、長崎の報道番組で気象予報士として活躍中の平地真菜ちゃんと一緒に長崎県の離島・壱岐(いき)に行ってきました!
ネイチャーを大満喫できる壱岐の観光スポットとあわせて行ってほしい「睦モクヨンビル」の魅力と、意外とリーズナブルに行ける壱岐までのアクセス方法を解説します♪
掲載日:2024年08月27日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
唐津東港からだとフェリー片道2,030円で行ける!
壱岐には、福岡県の博多港と佐賀県の唐津東港との2つの港から船が運航しています。
私は佐世保駅から車で1時間15分で気軽に行ける「唐津東港」を利用しました。壱岐は、島を車で1周するのに2時間ほどかかる割と大きな島なので、移動は自家用車、または島でレンタカーを借りるのがおすすめです。
PickUp
コスパ良しの船旅
唐津東港から壱岐までの運賃は片道2,030円、所要時間は1時間45分で行けるので、交通費を抑えたい方には、かなりオススメです!1日5便出ているのでアクセスも良好★
※2024年7月時の運賃
唐津東港では早めに駐車するのが安心!
唐津東港の前には普通車が70台停められる駐車場があり、12時間/400円で利用できます。どんどん埋まっていくので、早めに駐車するのが安心!
PickUp
タイパを求めるなら飛行機!
移動時間を短縮されたい方は、長崎空港から飛行機が飛んでいるのでそちらを利用してくださいね。
ちなみに一緒に行ったまなちゃんは、長崎空港から飛行機を利用して壱岐に来たのですが、片道約7,000円、30分で行けたそうですよ♪
(※価格は変動します)
御船印を思い出に。
御船印とは「御朱印」の船バージョンのこと。全国各地の船会社や海洋博物館が独自の印を発行しているのですが、今回私達が乗船した唐津行きの「エメラルドからつ」でもゲットすることができました!300円で販売しているので、御船印を集められている方はもちろん、旅の思い出として購入するのもいいですよね。
日本初の木造4階ビル「睦モクヨンビル」!
印通寺港から車を走らせて13分で到着!
壱岐にできた木造4階建てビル「睦モクヨンビル」でカフェが楽しめると聞き、やってきました!
「睦モクヨンビル」は2024年日本木材青壮年団体連合会主催の第27回木材活用コンクールで最優秀賞の「農林水産大臣賞」と全国会員の投票による「木質開拓賞」をダブル受賞した今注目の木造建築です。
1階 カフェ
2階 宿泊施設
3・4階 コワーキングスペース
になっています。
何が日本初なの!?
最大の特徴は、加工のエネルギー消費が少ない「無垢(むく)の流通木材」をそのままビルの骨格などの主な材料にして建てられているということ。
これまでにも木材を使ったビルはあったそうなんですが、多くは特別に加工した木材を使ったり、鉄骨に木材を貼ったりして利用され、無垢の流通木材をそのままの状態で、骨格にまで使っているビルは日本初!
壱岐出身の一級建築士・松本隆之さんが、「少しでも環境に優しい建築ができないだろうか」と考え、自ら建設資金を集めて完成までこぎつけたという話を聞き、とっても驚きました。
木の香りや温もりを感じる吹き抜けの内装にびっくり!
中に入ってみると、天井まで見える吹き抜けの開放感と、木と珈琲の華やかな香りに感動し、思わず「わぁ〜!!!」と声が漏れてしまいました。
『D・D cafe』(ディー・ディーカフェ)でコーヒーブレイク
1階の「D・D cafe」では、コーヒーやドーナツ、パウンドケーキなどのスイーツの他に、壱岐牛すじ煮込みカレーやサンドイッチなどの軽食も楽しむことができます。
私たちは、1個50円のミニドーナツとカスタードたっぷりのドーナツ、ドリンクを建物の真ん中の席でいただきました。
木の温もりを感じる大きな窓からは太陽の光が差し込み、目の前には1本の可愛らしい木。まるで森の中にいるような自然のエネルギーをたくさん感じました。
1階にはカフェの他、絵本やおもちゃがある「puulelu(プーレル)」というキッズスペースや、ふわふわソファでお食事や読書などが楽しめる大人の空間が広がったスペースなど、様々なシーンに合わせたスペースがあります。外には木で作られたブランコもありましたよ♪
3階にはコワーキングスペースが!
特別にコワーキングスペースを見せていただきました。
3・4階はお仕事や多目的スペースとして利用できるそうです。30分/300円、個室の部屋は1時間/1,000円で予約ができるそうですよ。Wi-Fi環境も整っているので、旅先で仕事をしたい方やワーケーションをしている方はとても快適に過ごせるのではないでしょうか。
宿泊もできちゃう♡
宿泊は素泊まり1泊/5,000円。お風呂は目の前にある「いき湯川温泉」のフリーパスを利用できます。食事は施設内にある「壱岐牛和牛 弦」や「壱州茶屋 リトマル」の優待割引サービス付きで壱岐グルメも堪能できるので、カフェだけではなく宿泊利用もおすすめです♪
「環境負荷を究極的に抑えたい」と願う松本さんの想いが込められた木造ビルを、ぜひ五感で楽しんでくださいね。
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!