オフシーズンの小値賀(おぢか)巡り最新版!心癒される1泊2日の女子旅★【後編】
五島列島の北端にある、小さな島「小値賀島」。
古き良きな雰囲気漂う小値賀はオフシーズンも楽しい☆
今回は長崎県の魅力を発信している美咲ちゃんと一緒に1泊2日の女子旅へ行ってきました★
後編では2日目に巡った歴史あるスポットや、地元民しか知らない穴場スポットをご紹介します♪
掲載日:2023年12月25日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
古民家カフェ「Cafe魚々菜(ととな)」でモーニング♪
前編でご紹介した「蒼の家」さんに宿泊すると、宿から徒歩1分の場所にあるお食事処「Cafe魚々菜(ととな)」さんの朝食がセットで付いてくるんです!
民家を自らの手でリノベーションした店内は、店主こだわりのレトロかわいいインテリアがセンス良く並んでいて、思わず写真を撮りたくなる雰囲気♪
地元の食材で作る朝食セットは、どれもほっこりする優しい味わい。
夕方まで開いているのでランチも楽しめますよ★
2500年以上の歴史とともに、島民から「殿様寺」と親しまれてきた廣嚴山 長壽寺で非日常体験!
臨済宗妙心寺派 廣嚴山 長壽寺(こうごんさん ちょうじゅじ)は、源氏物語の主人公光源氏のモデルとなった“源融(みなもと の とおる)”を始祖に持つ平戸松浦家の当主により、西暦1300年代に創建された歴史あるお寺です。
伝統的な日本の建築様式を取り入れた建物が特徴で、その厚い信仰と伝統的な建築様式は、多くの人々に愛されてきたそうですよ。
四季折々の花や龍が泳ぐ天井画に圧倒!
お堂の天井には、日本を代表する水墨画家の安藤美香氏が3年以上かけて描き上げた3m四方の雲龍図が!
この円相の四方には、小値賀の海をイメージした波模様が描かれており、四方の周りを埋め尽くす蓮・牡丹・紫陽花など、計27種80枚もの花図は1枚1枚下絵から丁寧に描かれたそうです。
龍が今にも動き出しそうな、奥行きや立体感のある水墨画の魅力に一瞬で心奪われました。
座禅体験で心と体をデトックス★
さぁいよいよ座禅体験!
ゆっくり瞼を閉じて、日常の悩みや不安を一端脇に置き、散漫になった心を再びじっくりと身体のなかに集めます。
座禅といえば、心身が乱れたら警策棒でパシッと!叩かれるイメージがありますが、ここでは希望がない限りは使われないんだそうです。
約30分間、心をひとつの点に集中させることで、日々の喧騒や心配事から解放され、深くリラックスすることができました♪
書き置きの御朱印(300円)もありますよ♪
旅の思い出にいただきました★
慈しみの眼差しで見つめる“十一面観音様”の神聖なパワーと存在感は圧巻。
住職の案内でお見せいただいたのは、平安時代に製作されたという十一面観音の坐像!
十一面観音様の穏やかな表情から溢れるエネルギーは、一瞬にして見る人の心を浄化させる、そんな神秘的なパワーをすごく感じました。
坐像は約80cmもあり、これだけの大きさの仏像を作るには高い技術をもった仏師が必要で、多額の費用を要したそうです。
千年前に小値賀に姿を現してから、島々と人を護り続けているんですよ。
通常日曜日の9時に無料で行われており、前日までに予約が必要です。
所要時間は約30分ほど。
住職による季節の法話も聞けるので、公式HPより予約してみてくださいね♪
小値賀には牛や牛をモチーフにした看板がいっぱい★
ここは、斑島大橋付近に放牧されている牛たち。
自然豊かな小値賀には、島の至る所でのびのびと暮らす牛を見ることができます。
こんな開放的な景色が見られるのも島ならではですよね♪
これは、島のあちこちにある、牛をモチーフにした看板。
「牛に注意」という意味で、「放牧地と牛小屋を行き来する道路ですよ」と知らせるための標識です。
なんともいえない表情の牛の看板は、小値賀ならではなフォトスポット!
姫の松原や長崎鼻などで見られますよ(^-^)
地元民しか知らない巨大なアコウの木!
ここは浜津前公園の近くにあるアコウの木。
「この木なんの木気になる木~」でおなじみのテレビCMに出てくる日立の樹のように、大きく枝を広げ伸びやかに育つ木の姿はかなり迫力があります!
公園にはベンチがあり、穏やかな港の景色を眺めながらゆっくり過ごすこともできる穴場スポットです★
ゆっくりと時間が流れる“KONNE”でランチタイム。
KONNEは、島の人たちが多く利用するカフェ。
ここの特等席は、穏やかな小値賀の街並みや港が見えるテラス席♪
たまに島猫がかわいい姿を見せてくれます♡
和洋折衷の豊富なメニューから私たちがチョイスしたのは、おにぎり定食とプルコギ丼とパスタ!食べ過ぎ…笑。
どれもリーズナブルでボリューム満点☆
カウンター席にはコンセントもあるのでワーケーションにも最適なんですよ♪
港が見えるコミュニティカフェ「五島の風」でゆったり。
お腹が満たされた後は、出港時間まで港の近くにあるカフェでゆっくり過ごします。
ここは、2023年にオープンした小値賀のニュースポット★
鮮やかなオレンジ色の建物が目印で、スイーツや軽食を楽しむことができます。
その日に楽しめるメニューは、店内に飾られている看板でチェック!
私たちがオーダーしたのは、手作りのレモンケーキとラムタルト♪
どちらもコーヒーに合う優しい味わいに癒される♡
その他にも、カツカレーやハヤシライスなどの軽食やチョコレートケーキ、プリンなどがありましたよ。
店内の大きな窓からは、穏やかな港の景色が望めます。
旅の思い出を写真で振り返りながらのんびり過ごしていると・・・もうすぐ出港時刻!
楽しい時間はビックリするほどあっという間(涙)。
夏だけじゃない小値賀の魅力をぜひ堪能してくださいね♪
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!