ローカル列車「島原鉄道」に乗って沿線を散策!!古いも新しいも全部楽しむレトロトリップ♪
島原市と諫早市を繋ぐ「島原鉄道」
沿線沿いには、島原名物グルメやノスタルジーあふれる歴史的スポットがたくさん♪
有明海をのんびり眺めながら、このエリアならではの列車の旅を楽しみましょう!
掲載日:2022年08月10日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
レトロトリップのスタートは「島原駅」から!!
島原城の大手門をモチーフにした外観が目印!
美しい景色と素敵な場所に出会うための列車の旅へ出発進行~!!
「大三東駅」から徒歩4分!和風レストラン「味処 仲よし」の愛され丼を食べるべし!
最初に訪れたのは、幸せの黄色いハンカチで有名な「大三東(おおみさき)駅」から、徒歩4分。
創業50年以上の老舗レストラン「味処 仲よし」。
▼大三東駅についてはこちらの記事で紹介しています。
この店でぜひ食べてほしいのが、ローストビーフがふんだんに乗った「がぶ丼」!
「がぶ」とはこちらの方言で“たくさん”という言葉からきているそうです。
長崎県産牛がお米が見えない程“かば(たくさん)”敷き詰められているのにびっくり!!
ほっぺが落ちそうな程ジューシーで美味しかったです♪
今、神代駅の周辺にある「神代小路」が静かに熱い!まるで時が止まったかのような美しい街並みを歩こう★
次なる最寄り駅は「神代(こうじろ)駅」。
緋寒桜で知られる鍋島邸をはじめ、格式高い武家屋敷の永松邸などが点在し、江戸時代の区割りを現代に残す風情あるエリア「神代小路(こうじろくうじ)」には、「四季」と「歴史」が混在したノスタルジックな観光スポットがいっぱい!
特に足を運んでほしいのが、まるでタイムスリップしたような木造校舎「旧神代中学校」。
戦後間もない昭和23年に開校した校舎を、当時の建材を可能な限り再利用し、現在は校舎そのものが文化財で展示品となっています。
館内の教室には、昔懐かしい木製の机や椅子が!!実際に雲仙市内の小中学校で使用されていたものを並べているそうです。
当時の子供達が学び親しんだ歴史が刻まれた「本物の展示品」となっていましたよ。
懐かしさにテンションがあがった私たちは、小学校の頃を思い出して、「はい!先生質問です!!」と思いっきりはしゃいでしまいました(笑)
2月が見ごろ!緋寒桜の名所
緋寒桜の名所で2月が見ごろ!
市景観大賞「美しいまちなみ大賞」を受賞した「鍋島邸庭園」で癒しのひとときを。
住宅の中は、当時の物がそのまま残っていて、どこか趣のある独特の雰囲気に心がスッと安らぎました。
この小さな鳥居を潜れたら寿命が延びる⁉️雲仙の隠れたパワースポット「淡島神社」で健康祈願★
鍋島邸庭園から15分程の距離にある、神社がとにかく興味深い‼️
淡島神社は、文化9年(1812年)神代藩主10代鍋島茂體(なべしま しげつな)公の時代に亀川出羽守(でわのかみ)忠英によって建立されました。
境内にある大(高さ約32㎝)・中(高さ約30)・小(高さ27)の「ミニ鳥居」を全て潜りきると、健康な子宝に恵まれると言われていて、縁結びや安産、子育てに霊験があると言われているんです♪
その他にも、鳥居をくぐる際に背を伸ばして潜ることから、健康増進や寿命も延びるとも言われているんですよ!
(わたしは一番小さな鳥居をくぐる時に、肩がつっかえてしまいくぐれませんでした…涙)
神社には恋お守りや恋みくじなど、恋愛成就へ導く縁結びの物がたくさんありました♪
わたしもしっかり祈願!!(笑)
わざわざ行きたい!線路沿いにひっそり佇むナチュラルテイストなカフェ「リュスティック」
踏切の近くに、まるで外国に来たかのような可愛らしいカフェがあります。
落ち着いた店内にはアンティーク家具や暖炉があり、まるで絵本の中に出てきそうな空間が広がっています。
窓際の席からは、有明海を背に島原鉄道が横切るのどかな風景を望むことができ、
のんびりとした雰囲気の中で、地元の食材を使ったランチやスイーツを楽しむことができますよ。
旅の締めは有明海を一望できる「みずほ温泉千年の湯」でのんびりと♡
西郷駅から約10分程歩くと、ワンコイン(500円)で入浴できる地元民御用達の温泉施設「みずほ温泉千年の湯」が!
ここの泉質は成分が「ナトリウムー塩化物温泉」です。
塩分濃度の高いお湯は体を芯から温めると同時に、保湿効果によって湯冷めがしにくい状態にしてくれる効果があるそうです。
露天風呂からは、有明海を一望でき、夕暮れ時は沈む夕日を楽しむことができますよ!
湯上りにお酒を飲みながら疲れを癒せるのは、交通手段を気にしなくてもいい列車旅の醍醐味ですよね♪
ローカル列車からの見える穏やかな景色や、古き良き街並みの風景を探しながら、懐かくも新しい島原半島を体験してみませんか??
初めての方も、半島へ何度も足を運んでいる方も、のんびり楽しめるコースでいつもと違った旅を堪能できると思います♪
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!