黒島の魅力満載!穴場から定番まで遊びつくす最新版ガイド★
世界遺産に認定された佐世保市黒島の「御朱印」をGETしよう!
グルメ・体験・癒しまでとことん味わい尽くす旅のルートをご紹介♪
実に8割の島民がカトリック信者という「祈りの島」。2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録された九十九島最大の有人島なんだ★
定番からガイドブックには載っていないディープなスポットまで、人々の温かさや暮らしを含めた魅力をまるっとご紹介!!
掲載日:2022年01月13日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
相浦港からいざ出発!
黒島へは佐世保市の相浦港からフェリーで向かうよ♪
相浦港までは、松浦鉄道の相浦駅から徒歩8分。
車の場合は、少し離れた場所に無料の駐車場があるので窓口に問合せしてみてね♪
黒島までの乗船時間は約50分!
高島をはじめとする九十九島の島々を眺めながら、のんびり船旅を楽しんで★
島巡りの最新ツールは、低速電動車「グリーンスローモビリティ」で★
到着後の島内の移動は、昨年新しく仲間入りした低速電動自転車「グリーンスローモビリティー」がおすすめ☆
室内は7人乗りの広々空間で快適な乗り心地♪
さらに、透明ビニールシートで覆ってあるから、雨が降っても安心♡
穏やかな景色を堪能しながら仲間との会話をゆ~っくり楽しもう!
天気が良い日は、電動アシスト自転車や電動スクーターも◎
「黒島ウェルカムハウス」で予約受付をしているから、問い合わせてみてね♪
「教会・神社・お寺」の3カ所を巡って、島の御朱印をゲットしよう!
御朱印は、世界遺産に選定された「黒島天主堂」と、島の信仰を古くから集める「黒島神社」・「興禅寺」の3ヶ所を巡って写真を撮り、その写真を「黒島ウェルカムハウス」に提示するとゲットできます★
島の思い出を御朱印帳にのせて持ち帰ろう♪
晴れの日、雨の日、季節によって絵柄も変わるから、どのタイミングで来島しても楽しいよ!!
お昼は、名物「島めし」をお食事処さざんかで、とことん堪能★
島めしとは、鮮魚や野菜、伝統料理の島豆腐など島で採れた食材がメインの御膳!この旅で欠かすことのできない楽しみのひとつです★
メインのお刺身は、海の息吹が感じられるほど新鮮でびっくり♡
食事後には、手作りのスイーツまで付いてきて、心もお腹も大満足だよ!
島めしを予約できるお食事処は他にもあるので、気になったお店に足を運んでみてね!!
黒島のごちそう!「ふくれ饅頭」作りを体験★
昔からお祝いの席や、人が集まる席に欠かせなかったという、素朴ながらも伝統あるお菓子「ふくれ饅頭」。
ストアーふじむらの工場で、あったかい笑顔のお母さんたちに教えてもらいながら、ほっこり優しい時間を過ごせるんだ♪
出来立てのふわっともちもち食感は、ここでしか味わえない幸せの味。
体験を通してすっかり島のお母さんと仲良しに♡
「ありがとう、また来るね!」と別れを惜しみつつ次なるスポットへGO!
島のシンボル「黒島天主堂」へ世界遺産を見にいこう!
今年の2月に改修を終えさらに美しくなった黒島天主堂♪
ここは、マルマン神父の指導の下、信徒たちは約40万個のレンガを積み上げてつくり、明治35年に完成した教会なんだ。
祭壇周りの床は有田焼のタイル、鮮やかなステンドグラスで彩られたバラ窓からこぼれる神秘的な光に癒されよう!
島の信者さん達が大切に守ってきた天主堂。
訪問の際には教会でのマナーを守って心静かに過ごしましょう。
※黒島天主堂の訪問には事前連絡が必要です。
お宿は五右衛門風呂がある「古民家とーぼし」で癒しのひと時を♪
漁師夫婦が営む1日1組限定の宿「とーぼし」。
なんと、明治時代に建てられた農家住宅を自らリノベーションしてるんだとか!
ここでは、島で採れた野菜や魚介などで作るほっと落ち着く家庭料理を堪能できるよ♡
夜は五右衛門風呂で旅の疲れを癒して、澄んだ夜空に輝く星を眺めながら今日の思い出に浸るひと時は最高に贅沢。
観光ブックには載っていない地元民だけが知る穴場スポットへ!
古民家「とーぼし」に泊まった人には、ガイドブックには載っていないとっておきの場所を、店主さんがリクエストに応じて教えてくれるよ♪
まるでファンタジー映画のような風景が広がる変電所跡地や、自然が織りなす絶景の穴場スポット、日本遺産構成文化財に登録されている名切砲台跡地などなど、どこに行くかはお楽しみに♡
レアリティな島の風景を楽しんでね♪
自然の息吹感じるパワースポット!根谷のアコウへ★
年間を通して比較的温暖な海洋性気候の黒島には、亜熱帯植物も多く自生しているよ♪
そのひとつが樹齢約100年のアコウの木。
気根が垂れている様子から「たこの木」や、石や木を巻き込みながら成長するため「締め殺しの木」とも呼ばれているんだって!
すぐ近くには、白い花が咲き誇るという根谷(ねや)のサザンカもあるよ♪
イチオシ絶景ポイント!!五島列島が望む蕨(わらべ)展望所★
五島列島が望む水平線と、荒々しく切り立った断崖が迫力の風景を生む展望所。
運が良ければ幸せを呼ぶという「エンジェルラダー」も見れるかも!
島人手作りのテーブルやイス、きちんと手入れされた花々たちが出迎えてくれるよ♪
串ノ浜岩脈でハートの石を探そう♡
総全長320mもある県下最大規模の岩脈で、県の天然記念物にも指定されているスポット。
岩脈とは、岩石や地層の割れ目にマグマが入り込み板状に固まったもので、この最大の特徴は、800万年前の地殻変動によって形成された壮大な自然の造形なんだ♪
干潮の時だけ現れる「ハート形の石」もぜひ探してみてね★
知る人ぞ知る穴場スポット!名切の浜
アコウなどのツリートンネルで覆われた急坂を下りると静かな小浜が★
黒島地域おこし協力隊の方によると、この浜は黒島天主堂建築の時に使う石材や木材を運び込んだと言い伝えられている、歴史ある場所なんだって。
断崖絶壁と大海原を背景に趣のあるかっこいい写真を撮ってね♪
船の時間まで「島カフェ」でゆっくりのんびりと過ごす。
「黒島の天水」に合わせて焙煎ブレンドしたスペシャリティコーヒーや、軽食が楽しめる癒しのカフェ★
訪れる人をつなぐノートに旅の思い出を書き込んでね♡
建物の隣にあるマリア像を背景に記念に残る1枚を♪
島旅の思い出に!おすすめのお土産★
旅の窓口である黒島ウェルカムハウスには、島内のお母さん達が作る名物お菓子や雑貨類がいっぱいで、お土産選びにもうってつけ。
今回ゲットしたのは、黒島天主堂をイメージした「御朱印帳」や、採れたて素材の美味しさがぎゅっと詰まった「しまジャム」♡
他にも店主堂をイメージしたデザインのマスキングテープやかんころ餅、ふくれ饅頭などここでしか手に入らないオリジナル商品がたくさんあったよ☆
黒島便と佐世保港を結ぶフェリーは1日3本!日帰りでも十分たのしめます★
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!