龍頭泉☆湧き水カフェ「風水庵」
↑↑バナーを「ポチッ」とクリックして投票お願いします(*^-^*)
掲載日:2015年04月15日
ライター:GO!GO!ともっち
こんにちは!ともっちです☆
東彼杵町 龍頭泉の湧き水カフェ「風水庵」にお邪魔しました。
携帯電話の電波も繋がりにくい深い森の中、ここは自然の中で自分を感じ、確認できる場所です。
雨上がりの湿気に潤った新緑の森。
映画のように美しい風景の中を進んで行きます。
滝つぼにサーっと流れ落ちる水の音が、耳に心地良い!
山で生まれたばかりの水が、生まれたばかりの緑と調和し、とても清らかな気持ちになります。
思わず車を降りて深呼吸☆
店内は、火鉢のある和の空間。
窓からは龍頭泉(千綿渓四十八潭)のひとつ「蓮花淵」が望めます。
水の流れる風のままに、心のおもむくままに・・・と名付けられた「風水庵」。
元々は「そば店」でしたが、昨年店主が他界。
「湧き水カフェ風水庵」は、その後を引き継ぐかたちで今年3月末にオープンしました。
東京でカフェを経営していた現在の店主シマカワコウヂさんは、東日本大震災をきっかけに長崎へ移住。
現在もカフェ経営の傍ら、被災地の子どもたちを支援するプログラム「東そのぎの夏休み」や、東そのぎへの移住支援事業などに関わっていらっしゃいます。
平成25年までは高島で「地域おこし協力隊」としても活躍しました。
「蓮花淵」の大きな岩の上で、パンを捏ねるシマカワさん。
生地には山から引いてきた湧き水を使用しています。
ガスはなるべく使いません。
森で拾って来た薪を、手作りのストーブにくべて燃やします。
じんわりと立ち込める炭の匂いに、どこか懐かしく幸せな気分になります。
「少しでも文明に依存しないで生きることを目指したい」と語るシマカワさん。
私たちも100%の自給自足はできなくても、ほんの1%でも手作りをすることで、何かが変わってくるのかもしれませんね。
「倍音カレープレート(1,000円・パン1個付き)」
自然の恵みで丁寧に作られた、身体が悦ぶお昼ご飯。
お米は、無農薬の合鴨水稲栽培米を使用しています。
カレーは、クミンなど3種のスパイスが入った本格的なインド風。
ピリリと辛いルーに、地域で採れた「黒田五寸人参」「あいゆたか(じゃがいも)」などの野菜の自然な甘さがマッチしています。
トッピングの「クレソン」や「インド風にんじんの浅漬け」はサッパリしていて箸休めにピッタリ!
シンプルな材料で焼き上げた熱々のジンジャーパン(1個100円)は、内部のモチモチ感がクセになる!!
あまりの美味しさに、1個、もう1個…とお代わりし、更にテイクアウトまでしてしまいました☆
メニューの数は敢えて少なく、「そのときにある旬のもので、その人のためにこさえる(作る)」ことを大切にしているのだそうです。
「怪しいミード(500円)」は微生物がたっぷり入った、健康的な発酵ドリンク。
古代エジプトで作られていた蜂蜜主体の飲み物が起源です。
レモンを浮かべてスッキリといただきました☆
※ドリンクはすべて500円(食事とセットの場合は200円引き)
※台湾茶の取り扱いもあり(1300円~)
シマカワさんが奏でるスリットドラム(ひび太鼓)は、まろやかで不思議な音色。
滝の水と調和して、浄化されていくような感覚・・・。
五感が悦んで、第六感が湧き出てくるような気分になります。
イベンターとしても活躍のシマカワさんは、風水庵でも、音楽イベントや展示イベント等を企画しています。
「店は、人と人が出会う装置」なのだと想いを語ってくださいました。
初夏は蛍の名所でもある龍頭泉。
森全体が光に包まれ、幻想的な空間を作り出すそうです。
秋は紅葉で赤く染まった森とダイナミックな滝のコラボレーションが、とても美しいのだとか。
自然を近くで感じられる湧き水カフェ「風水庵」。
滝つぼにサーっと流れ落ちる水の音、火鉢で赤く静かに燃える炭の匂い、それから店主シマカワコウヂさんが奏でる倍音の音色とが合わさって、身体の内側から、じんわりと満たされるような感覚でした。
敢えてスマートフォンを置いて、自分を感じる休日はいかがでしょうか☆
【湧き水カフェ「風水庵」】
所在地 長崎県東彼杵郡太ノ浦郷822-7
電話 090-8451-6465
営業時間 土・日・祝祭 12~16時
駐車場6~7台有、禁煙
※イベントやご予約に応じて変更することもあります。
問い合わせください。
http://cosmicsoul2011.wix.com/ryutousen
【龍頭泉についての情報はこちら】
http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/456/