千綿食堂
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掲載日:2017年08月01日
ライター:GO!GO!ともっち
食堂の店主 兼 駅長の湯下龍之介さんと奥様、そして生後10ヶ月の男の子。
「千綿駅という唯一無二の場所を、もっと人が集うスポットにしたい」と語ります。
19歳くらいから趣味でカレーを作り始めた湯下さんは、脱サラ後「趣味が高じて」東彼杵町内にカレー店「千綿食堂」を出店。
2016年12月に千綿駅内に移転オープンしました。
奥さんも赤ちゃんを抱っこしながら玉ねぎをカット。
千綿駅で人々に見守られながら、すくすくと育つ赤ちゃん。
「ここは無人駅なので、カレーを作りながら切符も売るんですよ(笑)」
フードメニューは日替りカレー(1,000円)ただひとつ。
今日はトマトカレーですって。
パクチーがたっぷり載った夏の匂いがします。
はじめは「さっぱりスパイシー」、のち「まぁるい旨味」が漂って、口の中がほんわか幸せに。
千綿食堂のカレーは、ルーも小麦粉も使わない本格派です
おしゃべりを楽しむ女の子たちを微笑ましく眺めながら心地よい音楽に身を委ねていると、
【プルルル♪間もなく電車がきます。】
・・・あっ、ここは駅でしたね。
平日の営業は敢えて15時まで。
そのあとの千綿駅は、学校帰りの子どもたちの賑やかな声で充ちあふれます。
小学生たちはわいわい宿題をしたり、長崎市内にある「ひとやすみ書店」が定期的にセレクトする本を自由に読んだり、
「つまり【スパイシー寺子屋】といったところでしょうか(笑)」(東彼杵町役場 中山係長談)
毎日千綿駅を利用するおばちゃんは、湯下さんと朝夕挨拶を交わすのを楽しみにしているのだとか。
ある時、湯下さんの留守中に「いつもお水を飲ませてくれるお礼に」と野菜が置いてあったことも・・・。
そんな心温まるエピソードがたくさんあるのだそうです。
ここは駅であり、カレー屋さんであり、地域の人々の交流拠点でもある。
「地域外のお客さんが増えることで、地元の人も来てくれるようになったのが嬉しい。」と湯下さん。
駅と、カレーと、名もなき日常。そんな不思議な共存共栄。
千綿は、名もなき日常の心温まる物語を感じるまち。
千綿駅にある小さな食堂を訪れてみてはいかがでしょうか。
【千綿食堂】
所在地:〒859-3928長崎県東彼杵郡東彼杵町平似田郷750-3千綿駅構内
電話:0957-46-0961(なくなり次第終了なので電話でのお問い合わせが確実です)
営業時間:不定休ですが、おおむね月・木・金11:00~15:00/土日祝11:00~18:00/火・水休み
https://ja-jp.facebook.com/chiwatashokudow/
◆千綿駅の情報は「ながさき旅ネット」で↓
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/62800/