【長崎空港国際線が復活】中国東方航空を使って長崎からお得に海外へ！～中国・上海編～

長崎空港の国際線ターミナルは国内線ターミナルの右手にあります。「長崎ー上海線」は毎週月曜日と金曜日の週２便（長崎１３：２０→上海１４：１５／上海１２：２５→長崎１３：２０）の運航となっているため、金曜日に長崎を出発して、土日で上海を満喫し、月曜日に長崎に戻ることができるのです。朝もそこまで早すぎない、帰りも余裕のあるスケジュール・・・理想的・・・（個人的な感想です）
 

空港に到着したらまずは１階にある中国東方航空のカウンターでチェックインを済ませて、２階の出国ゲートへ。国際線８番搭乗口付近には免税店もあるため、待ち時間にお買い物も。

上海浦東国際空港から車で約４０分。明時代の趣が残る「豫園」に到着しました。豫園（ヨエン）は明時代に１８年という長い歳月をかけて構成された中国庭園です。「豫」は中国語で「平安」「安泰」といった意味があり、造生者である潘允端という人が父親に余生を楽しく過ごしてもらうために作ったのではないかと言われています。入場料は大人一人４０元（約８００円）。敷地面積約２万㎡の庭園内では、中国風の建築物や四季折々の風景、長い年月を経て形成された名石などを鑑賞することができます。また、庭園の西側には役１００店舗が軒を連ねる「豫園商域」があり、食べ歩きやお買い物も併せて楽しむことができます。

豫園から車で１０分。１００年前は租界（外国人居留地）であり、西洋建築群が立ち並ぶ姿から「東洋のウォール街」とも呼ばれていた「外灘（ワイタン）」エリア。黄浦江（コウホコウ）を挟み、対岸に広がる浦東エリアには、世界で２番目に高い超高層ビルである「上海タワー（６３２m）」、シャン来のランドマークである「東方明珠塔（４６８m）」そして森ビルが運営・管理する「上海ワールドフィナンシャルセンター（４９２m）」を望むことができます。また、外灘から人民公園まで約２km続く「南京東路」は上海一の繁華街。上海の今と昔が混在する、異国情緒あふれるスポットです。

外灘から車で１０分。カフェ好きにはたまらない場所にやってきました。スターバックスの本拠地・シアトルに加え、ニューヨーク、東京、ミラノ、そしてここ上海の「世界で５店舗」しかない新形態の店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー」。その中でも、世界最大の規模を誇るのが、ここ上海店です。店内には巨大な銅製ロースターが設置されており、１杯のコーヒーができるまでの過程を五感で楽しむことができます。店内にはコーヒーに合う本格的なベーカリーや限定グッズの販売コーナーも。たくさん歩いた後は、世界最大のスタバで心も体も一休みしましょう。

日中も十分楽しめる外灘エリアですが、個人的におすすめしたいのは「ナイトクルーズ」で「夜景観賞」。長崎の夜景も十分きれいですが、”近代的な建物が織りなす上海の風景”と”水面に映る街のきらめき”は一生に一度見る価値あり。乗船時間は約４０分。黄浦江クルーズで、大切な人とちょっぴり大人な夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

夜景が見えるレストランで上海料理を楽しみたいなら、スーパーブランドモール８階にある「上海小南国」がおすすめ。窓側の席を確保したいなら事前に予約必須です。上海蟹やタウナギなど、日本では食べられない魚料理を得意とするお店で、外灘の夜景と上海料理を存分に堪能しちょっぴり贅沢な夜をここでお過ごし下さい。

楽しかった上海旅行もいよいよ終盤・・・。長崎の家族や友人にお土産を買って帰りましょう！中国茶やドライフルーツなどは試飲や試食、量り売りができるので、気に入ったものを好きな分だけ購入すると良いかも。パンダをモチーフにしたグッズは全世代に喜ばれるはず！「長崎空港から上海に行ってきたばーい！」とみんなにアピールしちゃいましょう！(笑)

地理的にも文化的にも長崎と馴染み深い上海ですが、知られざる魅力をたくさん感じていただけたのではないでしょうか。これを機に、「長崎ー上海線」を利用して、気軽に海外旅行を楽しんでくださいね♪