【絶景の秘境】長崎県五島列島にある” 五島の原風景 ” を残したいという思いからできた宿泊施設「めぐりめぐらす」
2023年3月オープンした「めぐりめぐらす」
ホテルの新規オープンが続く長崎県五島市。
この春にオープンした新形態の宿泊施設 Philosophers in Residence GOTO めぐりめぐらす
世界を旅する建築家がフランスやイタリアの修道院からインスピレーションをうけたという新形態の宿泊施設をご紹介します!
掲載日:2023年09月29日
ライター:観光振興課の人
五島市半泊(はんどまり)集落にある唯一の学校だった校舎を再利用し息を吹き返した「めぐりめぐらす」
そんな集落の唯一の学校だった戸岐小学校半泊分校が閉校。
その校舎を再利用し「集落を再生しよう」というプロジェクトが始動し、旧分校は宿泊施設「めぐりめぐらす」として息を吹き返しました。
コンセプトは「五島の素朴な原風景と美しい建築に囲まれて、ゆったりと考える時間を持ってもらう」こと
施設のデザインは、一人一人が自分自身と向き合えるような空間を意識して設計されているそう。都会の喧騒を離れ、日常とは違った時間の流れに身を委ねることができる場所。それがここ「めぐりめぐらす」
室内に入るとアーチ状の「カマボコ天井」が目を引きます。男性にも女性にも好まれるシンプルなデザイン。客室は、シングルルームが6部屋、ツインルームが1部屋で最大8名が泊まることができます。
照明はあえて暗めのものを設置。「修道院」からインスピレーションを得たデザインで、自分を見つめなおす「内省」の場所にしてほしいという思いが込められているのだそう。
五 島 の 素 朴 な 原 風 景 と 美 し い 建 築 に 囲 ま れ て ゆ っ た り と 考 え る 時 間 を も っ て ほ し い
まさにコンセプト通り。
大自然の中で自分自身について考える、贅沢で日常から離れた特別な時間を過ごせる空間がここにあります。
普段忙しく働いている人は「頭」を休めて、デジタルデトックスを
「めぐりめぐらす」では島独特のゆったりのんびり静かな時の流れを肌で感じることができ、心にゆとりをもって、日常とは違った時間の流れに身を委ねることができる場所となっています。
都会の喧騒を離れ、スマートフォンや時計を見ずに過ごすという非日常を味わう。
もちろん施設内は高速Wi-Fiも備わっているので、ワーケーションとして利用もできます。静かな環境で良いアイディアが生まれることも期待できそうですね。
島内の人との交流が生まれることで、美しい半泊集落の再生を
施設は2泊3日以上の利用が必要で、食事の提供はなく、併用キッチンで自炊するスタイル。
近くの海岸では釣りができ、冬場はアオリイカが釣れることも。釣った魚を自ら調理する楽しみもあります。
また、他社との共用スペースの利用が新たな出会いのきっかけにもなればと、利用のお客様には地域コミュニティー維持のために、海岸のごみ拾いや草刈りなどをお願いしているそう。
SDGsといわれる今日。地域環境課題の解決の助けにもなりますね。
その活動から「島内に暮らす人」と「島外の人」との交流が生まれ、美しい半泊の集落再生が築ければという願いがこめられているそうです。
一人一人が思いを「めぐりめぐらせ」、自分をみつめなおすことがかなう施設
目の前には海、周りには山。そんな ” 五島の原風景 ” を残したいという思いからできた施設「めぐりめぐらす」
そんな思いのこもった「めぐりめぐらす」で、一人一人が思いを「めぐりめぐらせ」、自分をみつめなおす。
毎日なにかと慌ただしい現代社会。ふと立ち止まり、人生について「考える」時間「考える」場所が、私たち現代人には一番必要なことなのかもしれませんね。
長崎県五島列島にある” 五島の原風景 ” を残したいという思いからできた施設「めぐりめぐらす」
長崎県 の 観光 の 魅力 が やさしくて おもしろい「地域」だった 件。
PickUp
めぐりめぐらす
海辺の小さなレジデンス
長崎・五島、絶景の秘境にたたずむ名建築の宿
「めぐりめぐらす」で日常から離れた特別な時間を
【住所】〒853-0054 長崎県五島市1180
【電話番号】 0959-73-0220