五島列島 最北端 宇久島の旅 ④(最終回)あられ茶房でご当地グルメ&島のお土産3選
掲載日:2022年12月15日
ライター:GO!GO!ともっち
まち歩きの後はランチタイム。
宇久平港ターミナル近くのレストラン&バー「あられ茶房」さんにお邪魔しました。
(前回のお話はこちら)
お洒落な店内は、ゆっくり過ごせるソファ席もあります。
宇久島どんぶり鯛めし御膳
今回、私がいただいたランチはこちら。
宇久島どんぶり鯛めし御膳 (税込み 1,500円)。
島の漁師さんが一本釣りした生のレンコ鯛(黄鯛)を使った3種類の丼を楽しめる
新・ご当地グルメ。
(島内2軒の飲食店でいただくことができます)
レンコ鯛といえば、お祝いの席で出される、あの立派な「お頭付きの鯛の塩焼き」。
日持ちがしないため、生で食べられることはほとんどなく、多くは佐世保などの本土に出荷されたものを塩焼きや干物にして消費されるそう。
それを「生」でいただくなんて、島の漁師さんしかしないような食べ方!!
こちらのレンコ鯛は昨夜、
島の漁師さんが一本釣りしたばかりの新鮮なものなんですって。
3種類の丼はそれぞれ特徴があって、どれも美味しい!
ごはんの量は各70gなので、案外ペロリといけちゃいます。
ちょっとずつ色々な味を楽しめるって嬉しいですよね。
①「レンコ鯛の刺身丼」
レンコ鯛の「生」と「炙り」の刺身がのった丼。
ぷりぷりで新鮮!クセのない上品な味です。
生と炙りの食感の違いも楽しめます。
別添えの調味料(※)をかけていただきましょう。
②「レンコ鯛のたたき丼」
粗く刻んで細かくたたいたレンコ鯛がのった丼。
たたくことで柔らかくなり、旨みが出ています。
こちらも別添えの調味料(※)をかけていただきます。
※ 調味料のバリエーションも豊富です。
①醤油(甘口と辛口) ②梅醤油(甘口と辛口) ③自家製柚子味噌 が用意されているので、お好みで選んだり、自分好みに混ぜて使っても美味しいですよ。
宇久島の素材を楽しめるお店【あられ茶房】
あられ茶房の店主 柿田さんは、地元の宇久高校を卒業後、料理人の道へ(フレンチ、のちに和食)。
大阪、ヨーロッパ、北海道、福岡(ホテルオークラ福岡のオープニングスタッフ→福岡・櫛田神社の近くで宇久島の魚を使った和食店を4店舗経営)を経て、宇久島へUターンされた経歴の持ち主です。
(ちなみにご実家は、「シーサイドホテル藤蔵」の前身である「藤寿司」さんだそうです)
平成30年(2018年)5月、現在の場所に「あられ茶房」をオープン。
宇久島の素材を楽しめる、こだわりのお店です。
コンセプトは「宇久島にあるもので、宇久島にないものを作ろう」
メニューのバリエーションはとても豊富。
今回ご紹介した「宇久島どんぶり鯛めし御膳」の他にも、ハンバーガーやピザ、オリジナルアイスなどのカフェメニューから、ローストビーフなどの洋食まで、こだわりのメニューが揃っています(ハンバーガーやピザ以外の料理は要予約)。
「飲み放題1時間1,000円(アルコール&ソフトドリンク)」のサービスもあるので、昼だけでなく夜も楽しめるお店です。
【あられ茶房】
住所:佐世保市宇久町平2426-14
電話:0959-57-3332
営業時間:11~22時(宇久島どんぶり鯛めし御膳は11~14時に提供。要予約)
定休日:木曜(その他不定休あり)
アクセス:宇久平港から徒歩3分
http://fujikura-goto.com/arare/
帰りの船に乗るため 宇久平港ターミナルへ
宇久島をたっぷり満喫した2日間。
帰路につくため、宇久平港ターミナルへ向かいます。
帰りの船に乗る前に、ターミナル内にある観光協会の売店で宇久島みやげのお買い物を。
五島列島の定番みやげ「かんころ餅」はもちろんですが、気になる商品を見つけました。
宇久島産の天然椿油(椿オイル)を100%使用した高級石鹸「艶肌姫 -TSUBAKI-」。
椿オイルを使った石鹸は数あれど、100%配合って初めて見ました…!
原料は椿油、水、水酸化ナトリウムのみ。
その名のとおり、しっとり艶肌になれそう! (ふるさと納税の返礼品にも選ばれています)
こちらは宇久島産のトマトを使ったトマトジュース。
トマトジュースとは思えない透明感とサラッとした飲み口が特徴の「TOMATO?(トマトクエスチョン)」と、トマトを皮や種ごと使った栄養ぎっしりの「TOMATO!(トマトインパクト)」の2種類。
スタイリッシュな瓶も素敵ですね。
(宇久平港ターミナルの売店のほか、あられ茶房でも購入できます)
また来ますね~!!
14:10 宇久平港発の高速船に乗船
15:35 佐世保港に到着。
往路は約2時間半かかりますが、復路は約1時間半で到着します。
(小値賀港、有川港に寄港しないため早く着くのです)
1泊2日の宇久島の旅、終了。
次回は、今回行けなかった西海岸の方も巡ってみたいなぁ。
お土産に買った五島列島特産の「かんころ餅」を頬張りながら、宇久島の旅に思いを馳せています。
◆宇久島への旅について詳しくはこちらをご参考に!(宇久町観光協会HP)
https://www.ukujima.com/
2022年10月11日(火)から全国の方を対象に販売中!!
長崎県の島[五島列島・壱岐・対馬]への往復乗船券(往復同一航路・船種)に、現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いた、お得な企画乗船券です。
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/article/wakuwaku_coupon
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この記事を書いた人
【ともっち】
2005年から続く長崎県公式観光ブログ「GO!GO!ともっち」の3代目ブロガー。
県内をくまなく取材し、地元ならではの「旬」で「通」な観光情報を発信しています。
趣味は「旅」と「猫」と「路地裏散策」。
長崎市出身の所謂「じげもん」で、眼鏡橋付近で遊んで育ちました。
学生時代の専攻は日本史。博物館学芸員資格あり。