五島列島 最北端 宇久島の旅 ③ 歴史を感じる港町をぶらり散策
【2日目】
(前回までのお話はこちら)
翌朝は、島ならではの明るい陽射しと鳥の声で目が覚めました。
ヘルシーな朝ごはんを食べて宿を出発。
午前中はターミナル周辺の、昔懐かしい雰囲気のエリアを徒歩でぶらぶら散策。
お昼に美味しいご当地グルメを食べ、14:10発の高速船で佐世保港に戻りました。
掲載日:2022年12月15日
ライター:GO!GO!ともっち
ターミナル周辺を ぶらり散策
まぶしい陽射しを浴びながら、ノスタルジックなまちを歩きます。
本土と圧倒的に違うのは、空の青さと緑の鮮やかさ。
酸素の濃さにも感動!!
宇久島の玄関口 宇久平港ターミナル前では、平家盛(清盛の弟)の銅像が出迎えてくれます。
源平の戦いの後に宇久島にたどり着き、「五島列島の祖」となったと言われる人物です(のちに宇久姓に改名)。
(写真をスワイプして2枚目をご覧ください)
すぐ側にある「盛洲公園」には、いかにも平氏といった雅な雰囲気の赤い橋が架けられています。
園内にはイベント用の野外ステージも(正面に見える屋根付きのステージです)。
神島(こうじま)神社
ぶらぶら歩いていると、まちの中心部に神社を発見。
宇久島 平地区の総氏神「神島(こうじま)神社」ですって。
イキイキとした巨大なソテツや歴史を感じる石積みが印象的。
夏・秋の大祭では、約400kgもある大きな御神輿が勇壮に町中を駆け巡るのだとか。
国の無形文化財である「五島神楽」の平流が奉納される神社でもあります。
(写真をスワイプして2枚目・3枚目もご覧ください)
東光寺(宇久氏の菩提寺)
青空と緑に映える「朱の彩り」が印象的なお寺。
山門から振り返ると、まちなみや港が一望。
五島列島の祖となった平家盛(のちに宇久姓に改名)が建立した、宇久氏の菩提寺なんですって。
宇久氏は八代目の宇久覚が室町時代(南北朝時代)に福江島の岐宿(きしゅく)に移るまで約200年間にわたって宇久島を拠点に五島列島一円に勢力を伸ばしたとされ、東光寺には初代家盛以下七代の歴代領主のお墓が大切に奉られています。
路地に入っていくと、赤いレンガ塀に囲まれた、瓦が漆喰で固められた建物が。
気になって近づいてみると…
鮮やかな黄緑のペンキに白ウサギの彫り物に、大胆な花柄の幔幕がエキゾチックな雰囲気!
看板には「宇久島新四国 松原 第八十番札所」という文字が。
内部には弘法大師 空海がお祀りされていました。
(写真をスワイプして2枚目をご覧ください)
島を歩いていると、辻々に大小の祠があるのが印象的。
どれも島の人たちに大切に祀られているようでした。
そうこうしているうちに、町内放送のスピーカーから、正午を知らせる音楽が流れてきました。
歩き回ったので、ほどよく腹ペコです。
まちあるきの後は、ランチタイム。
島ならではの魚を使ったご当地グルメをいただきました。
~続きはこちら~
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五島列島 最北端 宇久島の旅 ①
宇久島は五島列島の中でも「通好み」の島なので、人と違う体験がしたい旅好きさんにオススメの島。
この記事では、宇久島ってどんな島? どうやって行くの? みどころは? 何が美味しいの?…等について、詳しくレポートします(^▽^)/
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この記事を書いた人
【ともっち】
2005年から続く長崎県公式観光ブログ「GO!GO!ともっち」の3代目ブロガー。
県内をくまなく取材し、地元ならではの「旬」で「通」な観光情報を発信しています。
趣味は「旅」と「猫」と「路地裏散策」。
長崎市出身の所謂「じげもん」で、眼鏡橋付近で遊んで育ちました。
学生時代の専攻は日本史。博物館学芸員資格あり。