小浜温泉 ちゃんぽん&露天風呂で心も体もぽかぽかに!
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小浜温泉シリーズの続きです。
(前回の記事はこちら)
掲載日:2020年12月03日
ライター:GO!GO!ともっち
小浜ちゃんぽん「お食事処 心」
温泉に入ったあとは、名物の「小浜ちゃんぽん」をいただきましょう。
長崎・天草と並び、日本三大ちゃんぽんのひとつである「小浜ちゃんぽん」。
明治時代、長崎の茂木港と小浜港との間には航路があり、温泉客の往来と共に、ちゃんぽんの食文化も海を渡って小浜温泉に根付いたといわれています。
現在は10数件のお店で、嗜好を凝らした小浜ちゃんぽんを楽しむことができます。
今回お邪魔したのは、「お食事処 心」。
約13年前から小浜ちゃんぽんの普及活動をしている「小浜ちゃんぽん愛好会」の会長・森田哲生さんが営むお店です。
小浜ちゃんぽん 卵入り(税込み 780円)
色とりどりの12種類の具材が躍るちゃんぽんは、見るからに美味しそう。
麺は地元小浜町の松浦製麺所のもの、野菜も可能な限り地元のものを使っているそうです。
卵のトッピングが選べるのは小浜ちゃんぽんならでは。
まずはそのまま、途中から卵を崩して食べると味がまろやかになって二度楽しめるのが嬉しいですね。
普段食べ慣れている長崎ちゃんぽんよりも、少しあっさり、まろやかでヘルシーな印象でした。
皿うどん (税込み 780円)
カラリと揚がった麺がパリパリと香ばしい皿うどん。
美味しさの秘密は干して風を入れているからなんですって。
数ある皿うどんの中でも甘めで、私好みでした。
特製トルコライス (税込み 1,000円)
そして最後に「これ、オススメなんです」と出てきたのは、なんとトルコライス。
ちゃんぽん屋さんだと思って取材に伺ったので、意外なメニューに驚きました。
が、一口食べて二度びっくり!!
美味しい!!
揚げたてサクサクのカツにかかったデミグラスソースはコクがあり、かなりの本格派。
ガーリックライスとの相性も抜群です。
スパゲティにかかっているのは、トルコライスには珍しくトマトソース。
全体的に油っこさが少なく、上品な印象です。
実は店主の森田さんは、元洋食のシェフ。
お話を伺ったところによると、「お食事処 心」は森田さんで三代目。
かつて小浜温泉にあった一角楼の料理長だったお祖父さんが開業した当時から、
和・洋・中の料理が気軽に楽しめるお食事処として愛されてきたそうです。
元洋食シェフなので、洋食も美味しいんですね。
納得です。
トルコライスは数量限定なので、「食べられたらラッキー」な幻のメニュー。
「食べたい方は、事前に電話でお問い合わせください」とのことです。
店内はテーブル席が中心ですが、子ども連れの方に嬉しい畳のお座敷&子ども用の椅子も用意されています。
名物である「小浜ちゃんぽん」を食べたい人も、そうでない人も幅広く楽しめるお店です。
PickUp
老舗旅館「春陽館」の展望露天風呂
小浜ちゃんぽん等でお腹を満たしたあとは、本日2回目のお風呂。
(1回目のお風呂はこちら)
通りかかるたびに「素敵だなぁ」と思っていた老舗旅館 春陽館にお邪魔しました。
創業は昭和初期。
唐破風の玄関をはじめ、木造三階建の和風建築は、小浜温泉の伝統を体現したような立派なたたずまいです。
屋上にある展望露天風呂からは橘湾が一望!!
この開放感、たまりません!!
頭を空っぽにして、空と海をただただボーっ眺め、しばし青の世界に浸ります。
昼間の青の世界も良いですが、夕暮れ時、橘湾に沈む美しい落日を眺めながらの入浴も最高でしょうね。
※大浴場は源泉かけ流しの天然温泉ですが、展望露天風呂は循環沸かし湯です。
※立ち寄り湯では両方のお風呂に入浴が可能です。
湯上りはノスタルジックな雰囲気のロビーで珈琲を飲みながら、ゆっくり読書もおすすめです。
PickUp
「春陽館」 基本情報
〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町1680
電話:0957-74-2261
お風呂の種類:室内湯、展望露天風呂、貸切展望露天風
ご利用料金:外来入浴 800円
貸切展望風呂 1200円/45分
ご利用時間:15:00〜20:00(清掃の為、お断りさせて頂く場合があります)
橘湾を臨む小浜温泉には、今回入浴した春陽館やおたっしゃん湯 を含め、16の温泉宿と3つの外湯(公衆浴場)で日帰り入浴(立ち寄り湯)が可能。
それぞれにお湯や雰囲気に特徴があって魅力的なので、小浜温泉観光協会のHPなどを参考にして、巡ってみてはいかがでしょうか。
おまけ
温泉街の路地裏を歩いていると、昭和のレトロ看板を発見!!
中でもかつて長崎市浜の町にあった岡政デパートの看板は懐かしくて涙モノでした(年がバレる)。
PickUp
PickUp
長崎県の「半島」特集-ながさきの『サキ』へ→
長崎の先端。長く突き出した岬。その岬に位置する長崎県の4つの半島。
長崎の〝先”には、歴史とロマンがある。雄大な自然に美味しい食。季節の花が、咲きほこる。―――新しい発見が待っている。