体験レポート!雲仙温泉ナイトツアー「湯にも地獄の物語」
↑↑バナーを「ポチッ」とクリックして投票お願いします(*^-^*)
掲載日:2020年11月24日
ライター:GO!GO!ともっち
魔物がうごめきだすといわれる「逢魔が時」の夕方6時から始まる、雲仙温泉の新たな夜のお楽しみ。
その名も「湯にも地獄の物語」というナイトツアーに参加してきました。
(10月15日のブログで概要をお知らせしたのですが、実際に参加するのは今回が初めて)
すでに日が落ちた真っ暗な地獄(50周年広場)で受付を済ませた後、スタッフから手渡されたのは懐中電灯…ではなく、提灯がひとつだけ…。
(暗闇に対する免疫がない私は、すでにスタート時点で怖かったです)
提灯の灯りだけを頼りに、街灯など全くない漆黒の闇に包まれた雲仙地獄を、案内役の女性の先導で進みます。
(画像はやや明るく加工しています)
恐る恐る歩みを進めていると、
「チリーン・チリーン」という鉦の音と共に、暗闇の中から白装束の女性が登場。
ゾクーッ…!!! 思わず背筋に冷たいものが走ります。
白装束の女性は、このツアーの語り手。
途中から三味線奏者の女性も加わり、雲仙地獄にまつわる「四つの物語」が語られます。
【壱の巻】雲仙哀歌
潜伏キリシタンの青年と庄屋の美しい娘の悲恋物語。
【弐の巻】河童の手
いたずら河童の大将と満明寺の僧赤峰法印が、雲仙地獄で対決する物語。
【参の巻】お糸地獄の由来
明治初期、島原城下のお糸が、略奪愛と殺人の罪を犯した物語。
【四の巻】清七地獄の由来
長崎の潜伏キリシタン清七が、雲仙地獄で拷問を受け殉教した物語。
その臨場感たるや。
室内ではなく、地底からグツグツと熱湯が沸き立つ恐ろしい「夜の地獄」を巡りながら、硫黄の匂いを身体にまとい、味わう「生のお芝居」。
その臨場感たるや。
ここでしか体験することのできない素晴らしい時間です。
いろいろな意味でゾクゾクしました。
コロナ禍で、室内の劇場などでお芝居を見ることが難しい今日この頃ですが、
清々しい空気がただよう雲仙で、3密を避けて楽しむナイトツアー。
雲仙温泉の新しい夜を味わってみてはいかがでしょうか。
「今宵、地獄でお待ちしております。」
【湯にも地獄の物語】
開催期間:2020年10月10日~12月の第2・4土曜/2021年3月の第2・4土曜
出発時間:逢魔が時(18:00)※開始10分前にご集合ください
所要時間:約60分
旅行代金:大人・子ども2,000円 ※小学生未満は申し込みできません
集合場所:長崎県雲仙市小浜町雲仙 50周年広場(雲仙お山の情報館別館となり)
事前申込締切:1日前
問い合わせ先:0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)
https://www.nagasaki-tabinet.com/event/100785
※11月分はすでに満員ですが、12月と来年3月分はまだ余裕があるとのこと。
詳しくはお問い合わせください。