“日本最西端の駅”の、ちゃんぽん屋さん ~元祖海鮮ちゃんぽん平戸~
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掲載日:2021年12月16日
ライター:GO!GO!ともっち
長崎県民のソウルフード「ちゃんぽん」。
この日のお昼は、長崎県平戸市
日本最西端の駅・松浦鉄道「たびら平戸口駅」の構内にある
昭和レトロな「ちゃんぽん屋さん」で、
電車の音を聞きながら、ランチタイム。
日本最西端の駅 松浦鉄道「たびら平戸口駅」
松浦鉄道(通称:MR)「たびら平戸口駅(長崎県平戸市)」は、普通鉄軌道方式で全国の各駅とレールでつながっている駅としては、「日本最西端の駅」。
(画像をスクロールして駅舎をご覧ください)
電車を降りると、改札のところに看板が出ています。
(…実はこれ、自動販売機の背中…)
昭和レトロ!ノスタルジックな屋台風
改札を出るとすぐ左に、懐かしい雰囲気の屋台が!!
店主は地元・平戸市出身の山田 寿寿子さん(左)。
京都で夫とふたりで13年間ちゃんぽん店を経営したあと、介護のために故郷平戸にUターン。
一時は飲食業を離れていましたが、暮らしが落ち着くと「もう一度 お客さんの笑顔が見たい」と一念発起し、平戸港近くの店舗を経て、平成30年(2018年)8月 現在地にお店を再オープンしました。
現在は娘さん(右)と2人で、このお店を切盛りしているそうです。
サザエ、イカ、あさり、エビ!!
具だくさんの「海鮮ちゃんぽん」に舌鼓
海鮮の美味しそうな香りとともに運ばれてきたのは「海鮮ちゃんぽん(710円)」。
スープを一口すすると、濃厚な海鮮だしの旨みが広がります。
不思議としつこくなくサッパリ食べられる秘密は、ラードを使っていないから。
サザエ、イカ、あさり、エビ、そして新鮮な野菜たち…具材はできる限り地元産のものを使っています。
野菜たっぷり、キャベツが甘~い!!
具だくさんで、なかなか麺にたどり付きません(笑)
麺は長崎特有の「唐あく(かんすい)」入りのものを使用。
(「唐あく」は全国で長崎県内の製麺所しか使用が認められていません)
メニューは看板メニューの「海鮮ちゃんぽん」と、「肉ちゃんぽん」の2種類のみ。
そのほかは生ビールとノンアルビールがあるだけと、いたってシンプルです。
電車を待つ間にササッと食べられるよう、少し小さめのサイズになっているのも良いですね。
国鉄時代からの売店「KIOSK」をリノベーション
足のせ台は「線路の枕木」を再利用!!
駅の待合所にある屋台風の小さな店舗。
実は国鉄時代の売店「KIOSK(キオスク)」を転用したのだとか!
カウンター下にある足のせ台は「線路の枕木」を再利用したもの(見えにくいですが)。
お腹も心もほっと満足
売店「KIOSK(キオスク)」がなくなりガランとしていた駅の待合所は、美味しそうな匂いに包まれ、再び賑わいを取り戻しつつあります。
お腹も心もほっと満足。
「ちゃんぽんファン」はもちろん、鉄道ファン、昭和レトロファンの胃袋も掴むこと間違いなしですね。
駅舎内の「うどん屋さん」は数あれど「ちゃんぽん屋さん」は日本広しといえど、ここだけかも。
元祖 海鮮ちゃんぽん平戸
〒859-4825 長崎県平戸市田平町山内免 松浦鉄道「たびら平戸口駅」構内
電話:0950-23-2282
営業時間:11時~14時
定休日:水・木
<メニュー>
海鮮ちゃんぽん710円/肉ちゃんぽん710円
生ビール500円/ノンアルビール(缶)300円
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PickUp
松浦鉄道「たびら平戸口駅」
ようこそ “日本最西端の駅”へ。
駅舎内には松浦鉄道の歴史がわかる博物館が併設。
昔の駅員さんの制服や車両の部品などのほか、JR松浦線としての最後の先頭車両のプレートなどの珍しい資料がずらり!!
「訪問証明書」も忘れずGETしましょう。
駅員さんの帽子を被って記念撮影もできますよ!
PickUp
この記事を書いた人
【ともっち】
2005年から続く長崎県公式観光ブログ「GO!GO!ともっち」の3代目ブロガー。
県内をくまなく取材し、地元ならではの「旬」で「通」な観光情報を発信しています。
趣味は「旅」と「猫」と「路地裏散策」。
長崎市出身の所謂「じげもん」で、眼鏡橋付近で遊んで育ちました。
学生時代の専攻は日本史。博物館学芸員資格あり。