《長崎ロケ作品》映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」特集・モデルコース公開
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掲載日:2021年08月30日
ライター:GO!GO!ともっち
原爆投下12年後の長崎・浦上が舞台の映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」が
8月20日(金)から全国の映画館で順次公開中です。
日本演劇界の金字塔・長崎出身の劇作家・田中千禾夫(ちかお)が実話をもとに書き下ろした
「マリアの首」の映画化。
高島礼子さん、黒谷友香さんのW主演。
主題歌は さだまさしさんです。
ロケ地特集・モデルコース公開中
物語の舞台:浦上天主堂
メインロケ地:片島(かたしま)魚雷発射試験場跡 (長崎県東彼杵郡川棚町片島)
私が大好きな長崎らしいスポットもロケ地になっていました!
南山手居留地にある「どんどん坂」。
シスターやお坊さんたちとすれ違う次五郎(金児憲史さん)が体調の異変に気付くシーンに使われました。
江戸時代に中国人が暮らした「唐人屋敷」エリア(館内町)
ここでは昭和レトロな雰囲気のまちなみを、忍(黒谷友香さん)が歩くシーン等が撮影されました。
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PickUp
先日、劇場に足を運んできました。
原爆で倒壊した浦上天主堂の再建計画など復興を遂げる過渡期の長崎で、原爆の記憶や傷を抱えながら「戦後」を生きる人々。
悩み・もがきながら必死に生きる彼女らの、体温までもが伝わってくる作品だと感じました。
長崎市民の私は、親族など身近な人から被爆体験を聞いて育ちました。
しかし戦後76年が経ちリアルな体験を聞く機会は減る一方です。
この作品は、原爆と戦後を語り継いでくれる素晴らしい「映像の語り部」。
ぜひ多くの人に見ていただきたいと思います。
基本情報
〇作品名 「祈り-幻に長崎を想う刻-」
〇出演 高島礼子/黒谷友香
田辺誠一/金児憲史/村田雄浩/柄本明/美輪明宏(被曝マリア像の声)
〇監督 松村克弥
〇製作 Kムーブ/サクラプロジェクト
〇配給 ラビットハウス/Kムーブ
(C)2021 Kムーブ/サクラプロジェクト
〇ストーリー
1957 年、冬の長崎。戦争の爪痕が生々しく残る浦上天主堂跡には、いまでは誰も近寄るものもない瓦礫のなかにひっそりと埋もれるように、聖母マリア像=通称「被爆マリア像」の首と腕が転がっている。
浦上天主堂の保存を巡って議会が紛糾しているなか、被爆のケロイドを持つカトリック信徒の看護婦であり娼婦というふたつの顔を持つ鹿。そして、闇市で詩集を売りながら、自分を犯した男への復讐を誓う忍。二人は戦争の記憶と傷跡を残すため、被爆した浦上天主堂から被爆マリア像の残骸をひそかに盗み集めている。
そして雪の降るクリスマスの日。マリアの首を仲間とともに盗もうとするがそこには思いかけない結末が待っていた。
2021年8月20日(金)よりシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開
※2021年8月13日(金)よりユナイテッド・シネマ長崎、佐世保シネマボックス太陽にて先行公開