恢復食堂 OTAYA(かいふくしょくどう おおたや)
.
↑↑バナーを「ポチッ」とクリックして投票お願いします(*^-^*)
掲載日:2021年08月13日
ライター:GO!GO!ともっち
築100年ほどの精米所跡をリノベーション
(取材日:2021年6月30日)
佐世保市街地から平戸に向かう途中。
江戸時代に平戸往還の宿場町として賑った佐世保市江迎町は、現在もなお、歴史を重ねたまちなみが残る風情あるエリア。
そんな江迎町にある、築100年ほどの精米所跡をリノベーションした【恢復食堂(かいふくしょくどう)】をご紹介します。
観光交流拠点「入り江で迎えるまちの駅 おおたや」に併設された食事処です。
江迎の老舗「太田精米所」の小売店舗として使われていた手前の部分をカフェに、精米工場だった奥の部分を厨房として活用。
広々とした店内は、時代を重ねた立派な梁(はり)と高い天井が印象的です。
柱には、お米屋さんだった当時に架けられた「長崎県米穀小売商業組合員証」がきらりと光っています。
「恢復食堂」店名の由来
江迎は、宿場町であった昔から交通の要衝。
人々はこの地で旅の疲れを癒し、英気を養って、次の目的地へと出発していきました。
恢復(かいふく)の恢の字は「心」を表すりっしんべん、様々なものを暖める「火」、「手」から構成されていて、「かえる・もどる」「盛んにする」「広い・大きい」という意味。
かつての宿場町 江迎町にオープンした「恢復食堂」には、「人々を回復させる」だけでなく、訪れる人の心が少しでもあたたまり、ホッとできる場所を提供したいという願いが込められているそうです。
「麹料理」で恢復
地元江迎町の潜龍(せんりゅう)酒造の「麹(こうじ)」を使った、ヘルシーな「麹料理」が多いのが特徴です。
この日いただいた「恢復ランチ」は、5~6種類のおかず+ごはん+みそ汁がついて600円。
麹の発酵効果でまろやかになった食材をいただくと、英気が養われて心も体も「恢復」できそう!
野菜やお米なども、できるだけ地元産の食材を使用しています。
お洒落な器は波佐見焼なんですって。
江迎産のお米や卵など、この地域で大切に育てられたこだわり食材を購入することもできます。
(お米はモチモチ食感で、私好みでした!)
キッチンを覗くとレトロな「竈(かまど)」が!!
お店を切盛りするのは地元のお母さんたち&地域おこし協力隊。
彼女らとの交流も楽しく、ほっとひと息つけるカフェです。
「アジフライ定食」や「自然豚の味噌漬け焼定食(数量限定)」も評判らしいので、また行こうっと。
【恢復食堂 OTAYA(入り江で迎えるまちの駅 おおたや内)】
〒859-6101
長崎県佐世保市江迎町長坂129
電話:0956-80-4279
休業日:不定休(Facebookにてお知らせ)
営業時間:
ランチタイム 11:00~15:00【ラストオーダー 14:30】
カフェタイム 15:00~18:00【ラストオーダー 17:30】
駐車場:4台
無料Wi-fiあり
#古民家 #古民家カフェ #食堂 #和風建築 #宿場町 #歴史 #レトロ #ノスタルジック
取材日:2021年6月30日