8月4日は「橋の日」 長崎県の橋いろいろ
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掲載日:2021年08月04日
ライター:GO!GO!ともっち
8月4日は「橋の日」。
海に囲まれた長崎にはたくさんの橋が架けられていますが、
今日は私が好きな長崎県の橋を「5つ」ご紹介します(^^♪
眼鏡橋(長崎市)国指定重要文化財
長崎を代表する観光地のひとつ、眼鏡橋(めがねばし)。
水面にアーチが映って「眼鏡」のかたちに見えるでしょ?
梅雨時期には、色とりどりの紫陽花を楽しむことができます!
石垣には、ラッキーアイテム「ハート型の石(ハートストーン)」が隠れんぼ。
その右上にはアルファベットの「i」の型の石もあるので、続けて読むと
…「I ❤(アイラブ)」!
若い女性に人気のパワースポットです。
どのあたりにあるのか知りたい人は、写真をスクロールしてくださいね(^^♪
ヒントは2枚目の写真の下に書いています。
長崎市街地を流れる中島川に架かる石橋群のひとつで、江戸時代初期の寛永11年(1634年)、興福寺の二代住職 黙子如定(もくすにょじょう)が中国(黄檗宗)の様式を用いて架けた日本最古のアーチ型石橋。
国の重要文化財(建造物)に指定されています。
PickUp
眼鏡橋
国指定重要文化財(建造物)
完成:寛永11年(1634年)
全長22m、幅3.65m、水面からの高さ5.46m
所在地:長崎県長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間
問い合わせ先:095-829-1193(長崎市文化財課)
アクセス:JR長崎駅から路面電車蛍茶屋行きで4分、「めがね橋」電停下車、徒歩3分
女神大橋(長崎市)
長崎港の入口に架かる女神大橋(ヴィーナスウィング)。
白く美しい姿は長崎港のシンボルとしてすっかり定着しました。
※ 上の写真をスクロールすると、昼景 ⇒ 夕景 ⇒ 夜景の順に、時間ごとの女神大橋をご覧いただけます(^^♪
夜はライトアップされ、長崎の夜景をより魅力的に演出。
全長1,289m。
斜張橋としては、国内で6番目の長さなのだとか。
長崎が舞台のアニメ「色づく世界の明日から」にも登場しています!
PickUp
出島表門橋(長崎市)
約130年ぶりに「出島が橋で繋がりました」。
鎖国をしていた江戸時代、日本で唯一、西洋との窓口として開かれていた扇形の人工の島「出島」。
そこには出島と対岸とを結ぶ唯一の出入口である長さ4.5メートルほどの「橋」が架かっていました。
出島へもたらされた最新の人・モノ・文化は全てその橋を渡って江戸へ、そして全国へと運ばれていきました。その後明治に入り役目を終えた出島は、周囲を埋め立てられ、市街地の一部となり「橋」も取り壊されたのですが…。
2017年、江戸時代の旧出島橋と同じ位置に、約130年ぶりに新しい橋が架けられました。
明治以降の工事により川幅が拡張されるなど江戸時代とは事情が大きく変わったため、かつてと同じ石橋ではなく近代的な金属の橋ではありますが、国の史跡である出島を守るため、なんと出島側に土台を作らず、片側(江戸町側)でバランスをとって支えるテコの原理のような最新構造だというからビックリです!!
ライトアップされた姿は一段とスタイリッシュ。
(昨夜、夕涼みがてら散歩に出かけた際に撮影した写真です)
江戸町側は「出島表門橋公園」として整備され、週末にはイベントが行われるなど、市民の憩いの場として活用されています。
橋は、人と人とを繋ぐ架け橋でもあるのかもしれませんね。
PickUp
出島表門橋
完成:平成29年(2017年)
全長38.5m、幅4.4m
所在地:長崎県長崎市出島町6-1
電話番号:095-821-7200
アクセス:JR長崎駅から路面電車(崇福寺行乗車)利用5分、「出島」電停下車、徒歩すぐ
西海橋(佐世保市/西海市)国指定重要文化財
うず潮や桜の名所として知られる西海橋は、西彼杵半島の北部(西海市)と針尾島(佐世保市)との間、日本三大急流のひとつ針尾瀬戸に架かる真っ赤な橋。
春と秋の大潮の時期になると見事な「うず潮」を楽しめるスポットとして人気があります。
春の「うず潮まつり」は特におすすめ。
西海橋周辺に約1,000本の桜が咲き誇り「うず潮」と「桜」の両方を楽しめますよ!
昭和30年(1955年)の建築当時は、この型式の橋としては世界第3位、東洋一の大きさを誇る橋だったのだとか。
令和2年(2020年)には国の重要文化財(建造物)に指定されました。
PickUp
西海橋
完成:昭和30年(1955年)
全長316m、海面からの高さ43m
所在地:長崎県佐世保市~西海市間
問い合わせ先:0956-58-2004 (西海橋公園管理事務所)
アクセス:車/JR佐世保駅から、佐世保大塔IC経由で、約25分
バス/JR佐世保駅前から、西肥バス「西海橋コラソンホテル」行で約50分、西海橋東口下車、徒歩約10分、または「西海橋西口」行で約50分、終点下車、徒歩すぐ
万関橋(対馬市)
離島にも多くの橋がありますが、中でもこちらは驚きのエピソードを持つ橋。
対馬は元々「ひとつの島」だったって知っていますか?
現在、対馬の上下島を結んでいる「万関橋」は、ロシアとの戦争の機運が高まった明治34年(1901年)、日本海軍が「軍事目的で人工的に開削した」万関瀬戸に架かる橋
目的は、なんと水雷艇を出撃させるためだったんですって!!
明治後期に軍事目的でこれほどの大工事を行ったとは驚くばかり。
プレステ4のゲーム「ゴースト・オブ・ツシマ」の影響で元寇の時代が注目されている対馬ですが、いつの時代も国防の最前線を担っているんですね。
PickUp
万関橋
完成:明治34年(1901年)
※現在の橋は平成8年に架け替えられた3代目
全長210m、幅10m、海面からの高さ 25.5m
所在地:長崎県対馬市美津島町久須保
問い合わせ先:0920-52-1566 (対馬観光物産協会)
アクセス:厳原港から車で約30分、対馬空港から車で約15分