眼鏡橋の紫陽花
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掲載日:2021年06月08日
ライター:GO!GO!ともっち
梅雨入りしたとはいえ、ここ数日は晴れの日が続いていますね。
初夏の風を感じながら、眼鏡橋周辺を散策。
中島川沿いを彩る紫陽花が季節を感じさせてくれます。
紫陽花は、長崎ゆかりのオランダ商館医・シーボルトが愛した花。
シーボルトは愛する日本人妻「お滝(おたき)さん」の名を取って、この美しい花を「おたくさ」と名付けたそうです。
このことから紫陽花(あじさい)の学名は「おたくさ」と言います。
昭和43年「長崎市の花」に選定。
紫陽花は今も長崎の象徴的な花として、市民に愛されています。
現在、長崎市内では「まちなか」を中心に、色とりどりの紫陽花が設置されています。
晴れた日も良いけれど、しっとりと雨に濡れた紫陽花も風情がありますよね。
どこかに「かたつむり」が隠れているかも!?
PickUp
眼鏡橋
江戸時代初期の寛永11年(1634年)、興福寺の二代住職 黙子如定(もくすにょじょう)が中国(黄檗宗)の様式を用いて架けた日本最古のアーチ型石橋で、国の重要文化財に指定されています。
アクセス情報などはこちらPickUp
豆知識【悪魔は真っ直ぐに進めない!?】
中島川には数多くの石橋が架けられていますが、その多くは寺町通りに連なる各寺院に続く門前橋。
眼鏡橋もそのひとつです。
ところで、よく見るとこの橋たち、実は真っ直ぐお寺の山門に繋がっているわけではなく、あえて山門の正面から少しずらして架けられているのです。
これは「悪魔は真っ直ぐに進めない」という中国の昔の言い伝えによるもの。
つまり悪魔が寺院内に進入しにくいよう山門の正面を避けて架けられているんですって。
昔から中国文化との繋がりの深い長崎らしいエピソードのひとつです。