「或る列車」でスイーツ三昧の旅
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掲載日:2017年12月18日
ライター:GO!GO!ともっち
こんにちは!ともっちです☆
先日、JR九州の豪華スイーツトレイン「或る列車」に乗車。
一足早いクリスマス気分を味わってきました~★☆★☆★
今回のブログでは「或る列車 長崎コース」の魅力を余すところなくご紹介したいと思います!!
▲注意:お腹を空かせてご覧ください▲
ゴージャス&クラシカルな車内でとびきり美味しいスイーツをいただきながら、大村湾の絶景を楽しむことができるとあって大人気の「或る列車」は、明治39年、当時の九州鉄道が米国ブリル車に発注するも、九州鉄道が国有化されたため活躍する機会がなかった「幻の豪華列車」を現代に蘇らせたもの。
鉄道模型の神様といわれた故・原 信太郎 氏が作成した模型を元に、水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)氏がデザイン・設計。
九州産の材料にこだわった夢のように美しいスイーツコースは、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成澤 由浩(なりさわ よしひろ) 氏のプロデュースによるものです。
14:53 長崎駅を出発。
乗車口に敷かれた「赤い絨毯」の上を歩いて車内へ。
どんな旅が待ち受けているのでしょうか。
ドキドキ・ワクワク!!
わぁ~!
車内に足を踏み入れた途端、クラシカル&ゴージャスな風景が目に飛び込んできました!!
(1号車)
2つの客車の間にあるカウンターキッチンの壁面には、ステンドグラス×組子細工が施されています。
九州の職人技が光るその和洋折衷の美しさは、思わずうっとりするほど。
ウェルカムドリンクのスパークリングワインが注がれ、いよいよお楽しみのスイーツコースがスタート。
こちらはスイーツ前の「軽食」として出される【NARISAWA弁当】。
7~8時間煮込んだという佐賀牛のビーフシチューが乗ったオムライス、長崎産マグロのタルタル仕立て、佐賀産みつせ鶏のシーザーサラダの三品に、九州各地の冬野菜と大麦がヘルシーなチキンブイヨンスープ。
これで早くもお腹いっぱい…になってはいけません!!
さぁ、今からが本番です!!
食べるのがもったいないくらい可愛らしいスイーツ「4点」が次々に登場しますよ~!!
☆12月のテーマはもちろん「クリスマス」☆
夢のように美しくて美味しいスイーツの数々はどれも甘さ控えめで大人味。
だから種類は多くても胃もたれせずにさらりと楽しむことができるんですよ♪
左)【サイレントナイト】
大分のバラと、チョコレートで仕立てたクリスマスリースは、ワインにも合いそうな甘酸っぱい大人の味。
真ん中に温かいチョコレートを流し入れていただきます。
右)【粉雪】
九州産 柑橘類のゼリーと白玉のスノーマンは、よく見ると星の形をした金箔がキラキラ輝いてとっても綺麗!!
粉雪に見立てたゆずパウダーをかけていただく爽やかスイーツです。
ガラスの器は長崎・大浦天主堂近くに工房を構える「瑠璃庵」が手がけた泡入りの長崎ガラス。
【サンタクロースからの贈り物】
九州産いちごを使ったメインスイーツは食べるのを躊躇してしまうほど可愛らしいケーキ&アイス。
飴細工のリボンに包まれたプレゼントの中身は、果肉感たっぷりの甘酸っぱい苺ジャムが詰まっています。
【メリークリスマス】
飾っておきたくなるフォトジェニックな焼き菓子トリオは、クリスマスツリー、キャンドル、ブッシュド・ノ・エルの三兄弟。
ツリーの抹茶、切り株に配された和栗の風味はまさに本物!
スクエア型の器は、私も大好きな長崎県・波佐見焼「一真窯」が手がけたものです。
これらのメニューは車内のキッチンでひとつひとつ丁寧に盛り付けられ、笑顔が素敵なスタッフたちの手で、ベストな状態で提供されます。
お楽しみの車内販売タイムもありますよ♪
或る列車で提供されている緑茶、紅茶、器、スプーンをはじめ、オリジナルのキーホルダー、バッジ、CDなどを購入することができます。
私は長崎・佐々町「北村製茶」のティーバッグをチョイス。
数々の賞に輝いた有機栽培の緑茶は風味豊かで、和菓子にも洋菓子にもピッタリです。
…っと、スイーツばかりに集中していましたが、車窓からの風景にも目を向けてみましょう。
大村湾の弓なりにカーブした海岸線に添って走行する「或る列車」。
千綿駅周辺は大勢のカメラマンたちがベストショットを狙おうと待ち構える人気の撮影スポットでもあります。
車窓から見える大村湾の夕暮れ。
穏やかな海を眺めていると心が安らぎますね。
続いて、内装もいくつかご紹介しましょう。
ステンドグラスが施された可愛らしい車両の扉。
中心には或る列車のトレードマークであるハートがあしらわれています。
また右手のガラスケースの中には、今回復元される元になった
幻の「或る列車」の模型が展示されています。
1号車は明るくゴージャスな中に、木のぬくもりを感じるテーブル席。
2名掛けと4名掛けがあります。
美しく繊細な組子細工は、家具のまちとして知られる福岡県大川市の工房が手がけたもの。
壁にかけられた小さな額縁には、心温まるクリスマスの情景がひとつひとつ描かれています。
クラシカルなカーテンや椅子など、女性の心をくすぐるアイテムばかり!
2号車はシックな色合いの個室が並ぶ車両。
1名用と2名用があります(写真は1名用の個室)。
おひとり様でも気兼ねなくゆっくり乗車できるのも嬉しいですね。
ハウステンボス駅を通過。
水面に映るヨーロッパ風の建物がドラマチック♪
食べて飲んで、豪華な車内&車窓からの風景を楽しんで、もちろん写真も撮って…
あっと言う間の2時間40分の旅でした。
17:35 終点の佐世保駅に到着する頃には、すっかり日が暮れていました。
今から佐世保の夜景を見に行こうかなぁ☆
チケット発売と同時に完売することもある大人気の「或る列車」ですが、2018年1月~2月はややお席に余裕があるとのこと。
ニューイヤーのお祝いに、バレンタインのデートに、ぜひ乗車してみてはいかがでしょうか。
お申し込みは乗車希望日の10日前までに
或る列車ツアーデスク、JR九州旅行支店、駅旅行センターまで。
<問>或る列車ツアーデスク092-289-1537(9:30~16:00/水曜休業)
公式HP:http://www.jrkyushu-aruressha.jp/