長崎市 西山ダム公園の桜
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掲載日:2021年03月25日
ライター:GO!GO!ともっち
春らんまん。
長崎県内の桜は満開を迎えています。
先日、私が長崎市内で一番好きなお花見スポット「西山ダム公園」に行ってきたのでご紹介します。
(撮影日:2021年3月22日)
西山ダムについて
西山ダムは、日本で二番目に古いコンクリートダム。
1904(明治37)年に西山高部水源地(西山ダム、西山高部浄水場)が完成。
2001(平成13)年には長崎大水害後の治水対策として新・西山ダムが完成し、下流域は河川公園として整備されました。
西山ダム公園の桜 2つの楽しみ方
①ダム最頂部の通路から眼下に広がるダイナミックな桜景色を楽しむ。
②下流の河川公園に降りて、桜並木に彩られた美しい水路沿いをのんびり散策して楽しむ。
周辺の景観と桜とのコラボレーションが素晴らしいので、さまざまな角度でたくさん写真を撮りたくなるんですよね~。
ダム最頂部の通路から見ると、眼下にはダイナミックな桜の絶景!!
(高所恐怖症の人は足がガクガクするかもしれません(笑))
下流域の桜並木、その奥には長崎市街地が見渡せ、立体感のある春の景観を構成しています。
下流の河川公園に降りて、水路沿いの桜並木を散策。
アニメに出てくるような、ドラマティックな美しさです。
飛び石を渡って遊ぶのも楽しい。
生態系に恵まれているらしく、水面には「おたまじゃくし」がたくさんいましたよ!
(長崎市街地では20年ぶりくらいに見ました)
石門
なんだか異世界への入口のようにも見えますが…。
風情ある石門には「寒漿濟我人(かんしょうさいがじん)」という文字が彫られています。
これは「どんなに寒いときでも、市民のために水を汲んであげましょう」という意味で、長崎市出身の官僚・政治家であり、長崎市水道の第1回拡張工事の際に国庫補助金獲得に奔走した伊東巳代治(いとうみよじ)の直筆。
明治37年に完成した旧西山ダムの堤体の銘板に刻まれていたものを、モニュメントとして復元したものだそうです。
旧・高麗橋
こちらはかつて中島川に架かっていた「旧・高麗橋」。
長崎市の中心部を流れる中島川には、有名な「眼鏡橋」をはじめ、江戸時代に多くの石橋が架けられ、市民の生活を支えてきましたが、1982(昭和57)年の長崎大水害の影響でその多くが被害に遭い、後の河川改修のために解体されたりしました。
「高麗橋」もそのひとつ。
1652(承応元)年に長崎在住の中国人が架橋したと伝えられる石橋でしたが、長崎大水害後の河川改修のため解体。跡地には新・高麗橋が架橋されました。
旧・高麗橋は1993(平成5)年に現在地(西山ダム公園)に移築復元。
時を超えて長崎の歴史を伝えるその美しい姿に会うことができます。
桜の季節はさらなり。
満開の桜と春風を五感で感じて深呼吸
満開の桜と春風を五感で感じて深呼吸。
ときおり風に乗ってひらひらと舞う花びらが綺麗でしたよ。
長崎県内の桜は現在満開。
明日 土曜はなんとか天気が持ちそうです!!(夜遅くからは雨予報)
西山ダム公園は夜桜も綺麗なので、ぜひ時間を見つけて行ってみてはいかがでしょうか?
有名な立山公園や風頭公園よりも花見客が少なく、やや「通」っぽいのも◎。
PickUp
西山ダム公園
長崎市西山4丁目
◆交通アクセス
< バス >
長崎県営バス「片淵丸尾」バス停から徒歩5分ほど。
便数は一時間に6~8本ほどあり、アクセス良好。
< 車 >
専用駐車場は桜の見頃の日曜以外は駐車不可。