長崎 伊勢宮 早咲きの桜が見頃です!
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掲載日:2021年03月05日
ライター:GO!GO!ともっち
んっ???
3月初めだというのに、桜が咲いているのを発見!!
しかも見頃を迎えています。
長崎市中心部を流れる中島川沿いにある神社「伊勢宮」です。
宮司さんによると、この桜の木は緋寒桜(ヒカンザクラ)と山桜(ヤマザクラ)の掛け合わせで、約60年前に奉納されたもの。
例年は3月中旬に見頃を迎えますが、今年はかなり早く、2月末から咲き始め、この写真を撮影した3月3日には見頃、そして本日(5日)ブログ掲載直前に電話確認したところ、現在「満開」だそうです。
桜にしては白っぽく上品な花びらが 暖かな春風に吹かれ はらはらと舞う午後。
散策の途中に思いがけず ハッピーな気分になりました♪
桜の隣では、白い椿の木がたくさんの美しい花を咲かせています。
早咲きの白い桜が「白無垢(しろむく)」なら、こちらは「ウエディングドレス」のような上品かつ華やかな美しさ。
(なぜ結婚式の話題を書くかというと…続きをお読みください)
伊勢宮について
神社の歴史について、宮司さんに伺いました。
「伊勢宮」は、「諏訪神社」「松森天満宮」と並ぶ長崎三社のひとつで、明治時代に長崎県ではじめて神前結婚式が行われた神社。
かつては自宅で行うのが一般的だった結婚式ですが、大正天皇(当時は皇太子)のご成婚の際、東京で日本初となる神社での「神前結婚式」が行われ、それをきっかけに庶民の間でも神社で結婚式を行うのが一般的になっていったのだそうです。
長崎市の伊勢宮では、大正天皇のご成婚の翌年(明治34年)に長崎県内で初めて神前結婚が執り行われ、その後は「長崎で結婚式をするなら伊勢宮さん」というほど人気の結婚式場に。
(そういえば私の両親も、こちらで結婚式を挙げたと言っていました)
昭和54年から平成10年までは本殿の隣に披露宴会場も併設されていたので、「昔、結婚式で行ったなぁ」などと懐かしく思われる市民の方も多いのではないでしょうか。
(披露宴会場があった場所は、現在は老人福祉施設になっています)
三十六歌仙の絵額
本殿の壁にぐるりと掲げられた、三十六歌仙(小野小町など、平安時代の和歌の名人36人の総称)の絵額も見どころのひとつ。
こちらは長崎貿易が最盛期を迎えていた江戸前期の元禄9年(1696年)に、京都から長崎を訪れた伏見屋四郎兵衛という商人が奉納したものなんですって。
特に小野小町の絵額などは、300年以上の時を経てもなお、生き生きと鮮やかな美しさを保っています。
長崎11社スタンプラリー
伊勢宮さんは、長崎市内にある11の神社を巡り各社のオリジナルスタンプを集める「長崎11社スタンプラリー」の押印スポットにもなっているので、桜見物とあわせてお詣りするのもおすすめですよ。
11社全てをコンプリートすると毎年違うお守りが授与されるのですが、今年2021年の絵柄は眼鏡橋!!
PickUp
伊勢宮(いせのみや)
〒850-0018 長崎県長崎市伊勢町2−14
電話: 095-823-2665
アクセス:路面電車「諏訪神社」下車 徒歩2分
近くの観光スポット:眼鏡橋 諏訪神社 新大工町商店街 の近くにある 神社です