年に一度しか食べられない?激レア・スイーツ「だんつけ餅」
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掲載日:2015年10月19日
ライター:GO!GO!ともっち
美味しそうな「小豆もち」。
お餅の中に小豆がギッシリ・・・❤❤❤
のハズなんだけど・・・???
えっ、フツウ逆じゃない?
小豆がお餅の上にそのままくっついているこの「小豆もち」は、国境の島「対馬」の南部 佐須(さす)に伝わる「だんつけ餅(佐須もち)」という伝統的なスイーツ(o゜∀゜o)♪
なんと年に一度、小茂田浜神社のお祭の時にだけ販売される激レア・スイーツなのだとか!
中を割ってみると・・・何も入っていません。
小豆はお餅の上にくっついているだけ・・・。
なぜこんなユニークな姿をしているの?
その秘密に迫りました!
このスイーツ、鎌倉時代の「元寇(蒙古襲来)」と深ぁ~い関わりがあるのだとか・・・。
今から741年前の鎌倉時代のこと
1274年(文永11年)旧暦の10月5日、対馬は蒙古軍の襲来に遭いました。
学校の歴史の授業でも教わる「蒙古襲来(文永の役、弘安の役)」です。
島主・宗助国と家臣たちは、対馬の小茂田浜に上陸した蒙古・高麗連合軍と壮絶に戦って全滅・・・。
激戦地となった小茂田浜には、彼らの魂を鎮めるため、後に「小茂田浜神社」が建立されたのだそうです。
社殿の中には、「元寇奮戦図」などが奉献されています。
境内には元寇700年平和之碑、650年祭記念碑も。
小茂田浜神社では、
毎年11月第2日曜日に大祭が開催されます
そ・こ・で 年に一度、このお祭の時にだけ販売されるのが激レア・スイーツ「だんつけもち(佐須もち)」。
このスイーツ、鎌倉時代の元寇(蒙古襲来)と深ぁ~い関わりがあるんです!!
その昔、戦の準備で「あんこ餅」を作っていると、蒙古・高麗軍が攻めてきました。
あんこを作る時間が無い!!
というわけで・・・茹でた小豆に塩をふり、熱々の餅にくっつけて、戦へ向かう兵士に持たせたのだそうです!!!
これが「だんつけもち」の秘密なんですって。
このお餅、甘いのかな〜?と思いきや、塩気のある小豆!
中は柔らかいお餅❤
さっぱりした味わいで、何個でも食べられちゃう。
お祭り当日は、売り切れ必至!!食べたい人はお早めに会場へGOGOですよ~♪
・・・はっo(〃・◇・〃)ゞ
スイーツに気を取られていましたが、肝心のお祭りについてご紹介しますね。
小茂田浜神社大祭では、神主さんが蒙古軍を迎え撃ったごとく海に向かって弓矢をかまえる「鳴弦(めいげん)の儀」が行われます。
鎧に身をかためた武士の子孫たちも小茂田浜に集います。
武士大将が海に向かって「エイエイ」と采配を振るうと、太鼓と武士たちが「オーオー」と呼応☆
歴史絵巻みたいな本格的な雰囲気ですね!
2015年の小茂田浜神社大祭は、11月8日(日)に開催!
国境の島「対馬」に伝わる歴史とスイーツ習俗を感じに行ってみてはいかがでしょうか。
PickUp
小茂田浜神社大祭
【開催日】2015年11月8日(日)
【開催地】小茂田浜神社(長崎県対馬市厳原町小茂田)
【参加費】無料
【主催者・問合せ先】小茂田浜神社 TEL 0920-56-0274
【備考】 毎年11月第2日曜日に開催