『ながさきのサキへ⇒』⑦西彼杵半島編
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掲載日:2019年04月04日
ライター:GO!GO!ともっち
複雑なカタチをした長崎県の10市町にまたがる4つの『半島』。
その『先』にはどんな風景が広がり、どんな人々に出会えるのだろう?
…というわけで、
長崎県内にある『半島の先』を取材してまわるシリーズ『ながさきのサキへ』いよいよ最終回!!
◆今回の旅先は「西海市崎戸島」
西彼杵半島の西海岸から橋を渡り大島、さらにもうひとつ橋を渡って崎戸島へ。
島といっても橋で繋がっているため、ちょっと思い立ったら車で行くことができるほどよく手ごろな「最果ての地」です。
掲載コンテンツ
◆北緯33℃線展望台からの夕日
◆港の小さな食事処「食堂崎戸」
◆崎戸名物「おさかなバス停&ケーキ」
◆喫茶&軽食「者集樹(ものずき)」
◆北緯33度線展望台からの夕日
今回の旅のメインとなる目的はこれ!!
360°さえぎるものがなく水平線に沈む太陽は、これぞ「最果ての夕日」の名にふさわしい堂々たる光景。
天気がよければ五島列島や平戸島まで見渡すことができます。
遠くカサブランカやバクダットにまで通じているという北緯33度線。
なんともドラマティックです!!
(現実的なお知らせ:ひとり旅の方でも記念写真が撮れるよう、最近「自撮り台」が設置されました)
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/60494/
◆港の小さな食事処「食堂崎戸」
崎戸島の海の玄関口「崎戸ターミナル」。
その1階にある小さな食堂にお邪魔しました。
大将が歌う威勢の良い炭鉱節と共に出てきたのは「炭鉱うどん(700円)」。
かつて炭鉱のまちとして栄えた崎戸島をイメージしたご当地グルメで、黒ダイヤに見立てた柔らかな牛ほほ肉がジューシー。
おろしたての生姜とあわせていただくと爽やかさがプラスされてGood!!
スープのベースは優しく上品なかつおだし。
崎戸島らしいメニューといえば「伊勢海老ちゃんぽん(3,800円)」。
伊勢海老ならではの濃厚なスープと3人前はありそうなボリュームにびっくり!!
一番人気があるメニューは、ちゃんぽん麺ととんこつベースの出汁で作った「焼そば(750円)」。
一般的なソース焼きそばとは違い、とろみのあるいわゆる「汁なしちゃんぽん」風なのが長崎らしくて◎。
夫婦が営む港の小さな食堂は、江島・平島に向かう釣り客で賑っていました。
西海市崎戸町蠣浦郷1809
電話0959-35-2335
営業時間:11時~15時、18時~21時 水曜定休
駐車場有(無料)
◆崎戸島名物「おさかなバス停&ケーキ」
何ともユーモラスな姿ですが、これ、路線バスの停留所なんです!!
(西海市崎戸町 さいかい交通「蠣ノ浦」バス停待合所)
島内に5基ある魚をモチーフにしたバス停のうちのひとつで、最近は人気の撮影スポットとしてSNS(instagramなど)で話題になりつつあるんですよ♪
そして、バス停にそっくりなケーキも大人気!!
以前は「さいかい丼」のイベント期間中のみの販売でしたが、好評につき、常時販売されることになりました(お菓子のいわした)!
◆喫茶&軽食「者集樹(ものずき)」
おさかなバス停(「蠣ノ浦」バス停待合所)の横にちらりと見える小さなお店は、崎戸島唯一の喫茶店「者集樹(ものずき)」。
ドアを開けた途端、珈琲の香りが漂います。
崎戸島生まれのママ重松充子さん(74歳)は島の中学を卒業後、大阪に集団就職。
その後、35歳で島に戻り約40年間この喫茶店を営んでいます。
ママがサイフォンでゆっくり淹れる珈琲は、バランスが良く穏やかな味。
「者集樹(ものずき)」というユニークな店名の由来は、人が集まる大きな樹+田舎で喫茶店なんて「ものずき」という意味をかけているのだとか。
創業当時からの人気メニュー「カツカレー(800円)」は20種類ほどの香辛料で牛肉を数日かけて煮込む本格派。
ルーはフルーティで深い味わい、カツも甘みがあってジューシー&ボリューミィーです。
珈琲は食事とセットなら200円。
地元の常連さんで賑う店内ですが、ドライブがてら遠方から来る「ものずき」もいるのだとか。
昔ながらの喫茶店は本当に居心地が良くて、つい長居したくなる雰囲気。
次にお邪魔したときには、昭和の昔に流行ったテーブル型ゲーム機で遊んでみようかな。
西海市崎戸町蠣浦1646-4
電話080-6468-7555
営業時間:11時30分~18時 月曜定休
駐車場 無