新鮮な海の幸にブランド牛、ちゃんぽん、どんぶり、佐世保バーガー、伝統料理からスイーツまで、旅の楽しみにかかせないグルメ情報をお届けします。長崎でしか味わえないご当地グルメの数々をぜひご賞味ください!
必食!お魚王国で味わう極上の魚介類
三方を海に囲まれ、四季ごとにさまざまな魚介が楽しめる長崎県。水揚げされる魚種は300種を越え、全国1位と言われています。
春は鯛、夏はアジ、秋はミズイカ、冬はかきやひらめ、と一年を通じて多彩な顔ぶれが揃い、産地ならではの獲れたての味を楽しめます。またトラフグやマグロなどの養殖も盛んに行われており、生産量は全国でもトップクラス。恵まれた環境で育てられた魚は、天然ものにも負けない極上の味わいです。
海の幸の宝庫、長崎で旬の新鮮な魚をぜひ味わって!
魚のうま味がギュッと凝縮!長崎かんぼこ
日本一蒲鉾屋さんの多い街長崎。地元では「かんぼこ」と呼ばれています。イワシ、エソなど近海でとれた新鮮な地魚を使い、さまざまな種類の蒲鉾が作られています。地元では普段の食卓に、贈答用、旅のお供に、そして名物のちゃんぽん・皿うどんにも欠かせない具材として無くてはならないものです。お酒のつまみや、お土産にもおすすめです。
にゃがさき 美味魚フェア
長崎県民にも大人気の回転寿司店で新鮮な海の幸をオトクな価格で楽しみませんか?
長崎ならではの豊かな恵みを、あなたのテーブルへ今だけの贅沢をお届けします。
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わざわざ食べに行きたい!旬の魚介を産地で味わおう
その魚が最もおいしいとされている時期に、産地でお得に楽しめるイベントが開催されます。普段なかなか食べることのできない貴重なお魚を本場で堪能しませんか。
高級食材として名高い伊勢海老。県下有数の産地、長崎市の野母崎と西海市の崎戸では、禁漁解禁を迎える8月末から伊勢海老祭りが行われます。身がグッと締まって、味も濃厚。旬の時期に心ゆくまでご堪能を!
旬の魚介をはじめ、地元でとれる海の幸・山の幸をふんだんに盛り込んだ各店オリジナルの丼が楽しめる「さいかい丼フェア」が秋に開催されています。
\ビギナー必見/牡蠣小屋の受付から焼き方まで詳しく教えます
「小長井牡蠣解禁!」寒くなってくると、地元の人達はこの言葉を心待ちにしています。国道207号線沿いに立ち並ぶ牡蠣小屋は、長崎県諌早市の冬の風物詩。寒くなるにつれて益々大きく美味しくなっていく牡蠣を楽しんだ後は、フルーツバス停や、2023年にオープンした「映えスポット&カフェ」でまったりしてみませんか?
「小長井の味覚&映えスポット」満喫モデルコース
平戸天然あら鍋まつり(11月~1月)
あらは別名を「クエ」といい、大きいものでは重さ30キロにもなる幻とよばれるほどの高級巨大魚です。秋から冬にかけて脂が乗って特においしくなります。刺身、塩焼き、煮物と調理法はさまざまですが、特にあら鍋は秀逸!「鍋の王様」にふさわしい最高の旬の料理です。
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絶品!ミネラル豊富な牧草で育った長崎和牛
長崎は和牛発祥の地ともいわれ、肉食文化の歴史も古いと考えられています。現在も全国屈指の和牛生産地であり、肉本来のうま味がある赤身とまろやかな脂身のバランスが絶妙。厚切り肉ならステーキなどシンプルに、薄切り肉ならしゃぶしゃぶやすき焼きなどでご堪能ください。
長崎県ブランド農産加工品「長崎四季畑」
「長崎四季畑」は、長崎県が自信をもってお薦めする長崎県の農産加工品です。長崎県産の農産物を原料として使用し、品質面・衛生面の厳しい基準をクリアし、専門家により選ばれた商品です。
長崎四季畑についてはこちら長崎といえば、ちゃんぽん
野菜や魚介類などたっぷりの具材とちゃんぽん麺から成る麺料理。今や全国的に知られた長崎グルメの定番で、これを食べずして長崎グルメは語れません!
皿うどんは細麺・もしくは太麺に、同様の具材を使った餡をかけたもの。パリパリの細麺かもちもちの太麺か、好みを見つけて楽しんでみて!
長崎の歴史と文化を感じる郷土料理
長崎には歴史と共に楽しめる郷土料理が満載。
円卓を囲み大皿に盛られた料理を自由に取り分けて味わう「卓袱料理」は、和(日本)、華(中国)や蘭(西洋)のエッセンスを取り入れてアレンジした国際色豊かな長崎らしい伝統料理。地元の食材もふんだんに使っており、長崎を代表する郷土料理といえるでしょう。
鯨食文化の根付いた長崎で家庭でもハレの日メニューとしておなじみなのが「くじら料理」。多くの飲食店で鍋やお造りなど、さまざまなくじら料理を楽しむことができます。
天草四郎ゆかりの名物料理「具雑煮」は餅や野菜など10数種類の具をいれて煮込んだシンプルな料理。今も島原で愛され続ける昔ながらの伝統の味です。
錦糸玉子がたっぷりのって見た目も華やかな「大村寿司」は酢飯や具材にも多めの砂糖が使われ、まるでスイーツのようなお寿司。甘くて彩り豊かなお寿司は、子供にも大人気!
そして江戸時代から続く諫早の名物が「うなぎ料理」。 楽焼と呼ばれる伝統のうつわを用いて軽く蒸したうなぎはふっくらと柔らかく、舌にとろけるようなおいしさは格別です。
個性豊かな郷土料理の数々、ぜひご賞味ください。
“長崎らしさ”を生かした水産加工食品「長崎俵物」
長崎は全国でも有数の水産県で、漁業生産高は全国第2位。
その特性を活かし、長崎俵物の塩干品は、長崎県の旬の原料のみを使って作られた商品が「長崎俵物」です。
認定には、厳正な審査会を通過しなければなりません。
審査会では学識経験者、消費者代表、水産加工業者、流通業界の人々が厳しい意見を交わし、「長崎俵物」にふさわしいものだけが厳選されています。
長崎で生まれた伝統の麺文化
大陸伝来といわれる手延べうどん、手打ちそば、島原の湧水を使用した手延そうめん。長崎では昔ながらの手作り製法にこだわる数々の麺料理が今も味わえます。
細いのにコシが強く、のど越しの良さとツルツルとした食感が特徴の「五島うどん」は、麺を茹でた鍋から直にすくい、あご出汁や卵につけて味わう地獄炊きがおすすめ。飽きのこない美味しさで、何杯でもいただけます。
縄文時代後期に大陸から伝わったそばの原種に近い品種で作る対馬の「対州そば」は、小粒で風味が強く、そば通の間で大人気。現地ではつなぎ無しの十割そばで食べるのが一般的。打ち立てをお召し上がりください。
名水百選にも選定されている清らかな湧水で仕込んだ極上の「島原手延そうめん」は、じっくりと時間をかけて熟成させることで生まれる強いコシとなめらかな口あたりが特徴です。
長崎自慢のご当地グルメ
長崎のバラエティー豊かなソウルフードも見逃せません。地元の人に親しまれている自慢の逸品を召し上がれ。
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佐世保バーガー
佐世保バーガーについて詳しく見る「ハンバーガー伝来の地」と言われている佐世保。昭和25年頃、米海軍基地から直接レシピを聞き作り始めたのが始まり。
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トルコライス
トルコライスが食べられるお店はこちら長崎発祥の定番洋食。トンカツ、ピラフ、スパゲティ…。人気の洋食メニューを1つのお皿に盛り付けたワンプレート料理は、お店によって多彩。
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レモンステーキ
レモンステーキについて詳しく見る佐世保生まれのレモンステーキは、薄切りの牛肉を熱々の鉄板にのせ、醤油ベースのレモン風味ソースをかけていただきます。
手間ひまかけた手作りの味「角煮まん」
豚の三枚肉で作られる中華料理「トンポーロー」。それをパオと呼ばれるおまんじゅうに挟む長崎ならではの食べ方です。甘辛い味にじっくり煮込まれたトロトロ食感の角煮と、ふわっとした生地のハーモニーが絶品。新地中華街の異国情緒ただよう街並みを楽しみながら、食べ歩きなんていかがですか。お土産にも人気!
グルメと一緒に楽しみたい長崎の酒
焼酎王国・九州の中、長崎を代表するのは壱岐と五島で仕込まれる島焼酎。麦焼酎発祥の地といわれる壱岐焼酎は、麦の香ばしい香りと上品な甘みが特徴。現在でも400年以上の伝統の技を継承する7つの蔵元で醸造しています。五島ではふくよかな香りと深い味わいの芋焼酎が楽しめます。島で育てられた良質な芋のみを使用して作られた焼酎はどれも作り手の熱い思いを感じる逸品です。
また、長崎県内には100年以上の歴史を持つ老舗酒造が点在し、長きに渡り銘酒を作り続けています。豊かな自然に磨かれた清らかな水と良質な米、さらに熟練の技によって醸された個性豊かな地酒がたくさん!地元長崎の特産品であるイチゴやビワ、甘夏などの果物を使ったさまざまなオリジナルリキュールも人気です。
今、地元で話題!長崎市南部のカオス飯
長崎市南部地区(土井首、深堀、香焼、三和、野母崎、伊王島、高島)のカオス飯がアツい!!
ここでしか食べられないであろう意外な組み合わせや、圧倒的ボリューム、愛すべきこだわりなど、驚きがたくさん。
地元で愛され続けるスイーツ
長崎には、地元の人が昔からこよなく愛するご当地スイーツがもりだくさん!
まず長崎を代表する銘菓といえば、「カステラ」。約450年前にポルトガルから伝わったとされ、時代とともに独自の進化を遂げてきました。しっとりふわふわな生地に底に沈んだザラメが特徴。今も昔ながらの製法と味を守りつつ、チョコレートや抹茶などの新味や、さまざまなバリエーションのカステラが楽しめます。また、桃の節句には桃をかたどった「桃カステラ」が店頭に並びます。
中華菓子も長崎らしい菓子の一つ。小麦粉や砂糖などの材料をこねて紐状にしたものをねじって油で揚げた中国の伝統的なお菓子「麻花兒(マファール)」。
螺旋状のユニークな形から長崎では「よりより」と呼ばれています。カリっとした食感、ほのかな甘さが特徴です。
個包装されており、量も値段も手頃なのでおみやげにピッタリです。
水の都とも呼ばれている島原で愛され続ける「かんざらし」も必食!
島原の湧水を使って作った小さなお団子を、島原の湧水で冷やし、はちみつ・砂糖などで作った特製の蜜をかけていただきます。
とてもシンプルですが、さらっと上品な甘さと、のど越しの良さがたまりません。
雲仙温泉名物の「湯せんぺい」も昔から変わらない定番のお土産。ほんのり甘くサクッと香ばしいせんぺいの秘密は温泉水。
焼きたてのせんぺいをソフトクリームと一緒に食べるのもおすすめ。
貿易で砂糖が持ち込まれ、シュガーロードの起点となった平戸では、今なお、市内のあちこちには和洋さまざまな菓子店が点在しており、南蛮菓子を元に作られたカスドース、平戸松浦藩の御用菓子を復元した牛蒡餅などの伝統菓子が楽しめます。
気軽に楽しめて皆大好きな長崎の王道スイーツを存分にお楽しみください!
シュガーロード
江戸時代、海外貿易の窓口であった長崎と北九州の小倉をつなぐ長崎街道(シュガーロード)は、砂糖や外国由来の菓子が多く流入し、独特の食文化が花開きます。2020年6月には「砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~」が日本遺産に認定されました。
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